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坂上忍、東大生を生意気だとバッサリ 「使われる立場なら話し方勉強しろ」

   俳優でタレントの坂上忍さんが、テレビ番組の中で、社会から偏見を持たれていると不満を言う東大生をバッサリ切って捨てた。

   坂上さんは、もっとしたたかに生きるべき、というのだ。

  • 東大生へ偏見があるのはどうして?
    東大生へ偏見があるのはどうして?
  • 東大生へ偏見があるのはどうして?

「使うのはコッチなんだよ!」

   坂上さんは2015年10月1日放送のバラエティー番組「ケンカ上等!大激論!好きか嫌いか言う時間 日本イライラ解消SP」(TBS系)に出演。「自分が正しいと自信満々」「プライドが高そう」「偉そうにしている」など、社会から偏見を持たれているという現役東大生たちと共演した。

   番組が「上司が部下にしたくない大学ランキング」で東大が1位になった調査を取り上げた。すると、東大生たちは、「ただの妬み、嫉妬」「知名度があるから入ってしまうだけ。現象であって本質ではない」「低学歴の人がトップにいると面倒くさい。統制がとれない」と反発した。

   東大法学部出身で元衆院議員の横粂勝仁さんも番組で、「東大生が使いにくい、というイメージは食わず嫌い。東大生ならではのよさを生かす、使いこなすぐらいの度量(が必要)」と同調した。

   しかし、芸能事務所の経営に携わる坂上さんは、「何を生意気なこと言ってんだよ!使うのはコッチなんだよ!」とぴしゃり。あまりの剣幕に、横粂さんは「でもそういう方々が成功するタイプだと思うんです...」と返すのがやっとだった。

「偏見を持たれたままなのは、あなたたちのせい」

   さらに坂上さんは、スタジオの東大生たちに「使いこなすのではなく使われる立場だとしたら、もうちょっと話し方を勉強した方がいいよね」と釘を刺した。その上で、「偏見を持たれたままにしているあなたたちのせい。東大のイメージを変えるのは東大生にしかできない。自己アピールとか、従うふりをするとか、したたかになったら変わってくるんじゃない?」とアドバイスした。

   坂上さんのアドバイスや説教に、ツイッターなどネットでは、共感が広がっている。

「坂上氏が東大生に言ってた言葉はすごい説得力あったな。偏見を作り出しているのは自分たちかもしれないってやつ」
「雇われるってことを考えてないんだなっていうのがよくわかった。 確かに学校の勉強と社会のスキルは別物だよね」

   東大生に限らず、高学歴とみられる人たちからも、「俺には多少の反省が必要だと思う」「とっても耳に痛い話」とする反応があった。