2019年 11月 16日 (土)

感情をコントロールできない高齢者 暴言に暴力、原因は脳の老化にあり

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【羽鳥慎一モーニングショー】(テレビ朝日系) 2015年11月13日放送
「キレる困ったシニア増殖中」

   各地で高齢者による犯罪が増えている。東京都の70歳男性は、自宅に設置したスピーカーから近隣住民を中傷する内容を大音量で流し、名誉棄損容疑で警察に逮捕された。番組では男が警察に連行される際、「逮捕状を読んでみろ」と毒づく映像を流していた。

   場所や相手にかまわず突然怒り出し、時には暴力をふるう。これは、脳の働きが影響しているようだ。

  • 高齢者にとって、日常的な人とのかかわりが大切
    高齢者にとって、日常的な人とのかかわりが大切

暴行で検挙された高齢者、20年で67人から3048人に激増

「銀行で行員に『手続きが多い』とどなりつけた」
「電車内で座っていた松葉づえ姿の若者に『若いやつは立て』と怒った」
「スーパーの売り場のミカン。試食用でないのに高齢の女性がいきなりガブリ。店員が注意すると『試食しなきゃ分からないじゃない』と逆ギレした」

   いずれも、番組の視聴者から寄せられた「キレるシニア」の実態だ。司会の羽鳥慎一アナがコメンテーターで作家の吉永みち子に話を向ける。

羽鳥「最近、シニアによるトラブルのニュースが増えていますね」
吉永「私はシニアの方に入っているから、複雑な気持ちで見ていました」

   警察庁によると、暴行で検挙された高齢者は1994年の67人から、2013年には3048人と実に45倍増となった。万引きの検挙者数も、2005年には少年が3万6481人で高齢者の2万3252人を上回っていたが、2011年で両者が逆転。2013年になると高齢者2万7953人で、少年1万6760を大きく引き離した。

   高齢になるとキレやすくなる原因として番組が紹介したのが、脳の老化現象だ。前頭葉が委縮すると、感情のコントロールができなくなるという。対策のひとつとして紹介されたのは、「毎日違う服を着るなど、昨日と違うことをすること」だ。シニア問題を手掛けるノンフィクション作家の新郷由起さんは、「常に新しいことをする、心身リフレッシュさせる効果があります」と補足した。

   また加齢により、心のバランスを整える作用のある伝達物質「セロトニン」が減少するのも一因だという。個人差はあるが、セロトニン不足の解決には肉を食べるのがよいそうだ。

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