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「嫉妬に狂って携帯を鍋で煮た」松居一代 船越英一郎との離婚報道で笑えなくなった「恐妻ネタ」

   芸能界のおしどり夫婦としておなじみだった船越英一郎さん(55)・松居一代さん(58)夫婦の離婚話が報じられた。記事では、船越さんが妻の厳しい束縛や嫉妬に疲れ果て、決意を固めたとされている。

   松居さんといえば、船越さんに対する嫉妬心や船越さんの「恐妻家」ぶりを自らネタにしてきたことで知られるが、事の真相ははっきりしないとはいえ、夫婦が明かしてきた仰天エピソードの数々が、実は「笑えない話」になってしまったことは確かなようだ。

  • 松居さんのブログには「耐える夫」というハチマキを巻いた船越さんの姿がある
    松居さんのブログには「耐える夫」というハチマキを巻いた船越さんの姿がある
  • 松居さんのブログには「耐える夫」というハチマキを巻いた船越さんの姿がある

夫婦で違った報道への対照的な対応

   離婚問題を報じたのは「女性セブン」2016年1月21日発売号だ。同誌によると決定的なきっかけは、松居さんが15年10月の自著出版会見で、当時亡くなって間もなかった川島なお美さんと船越さんの過去の交際を暴露したことだという。

   01年の結婚以来、妻の度をすぎた嫉妬や束縛に耐えてきた船越さんだったが、いよいよ疲れ切り、この日以降は別宅マンションで過ごすように。ほどなくして妻に離婚を切り出したそうだ。親しい関係者にもすでに離婚の意思を報告し、2月中にも決着をつけたいと話しているという。

   14日放送の「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)では、雑誌発売前日の13日、船越さんが同番組の直撃に対し「別にお話するようなことはありませんので」とだけ話し、足早に車に乗り込む姿が映された。

   一方の松居さんは、離婚話をきっぱり否定している。同番組では、松居さんが13日、自宅前に集まった報道陣を近所の神社に連れて行き、取材に応じる様子も放送した。

   わざわざ神社に行ったのには理由があった。松居さんはここで、今年の正月に奉納したという夫婦の本名が記された本殿の鈴緒を披露したのだ。そしてニコニコとしながら「何も申し上げなくても、これを見ていただいたら一目瞭然かなと思いまして」と夫婦仲の良さをアピールした。

   その上で、離婚したいと言われたことがあるか聞かれると「はい、ありません」と笑顔で即答。夫婦間の温度差のある対応が印象的だった。

オーディオルームのコンセント全切断

   離婚話の真相は不明だが、今回の報道で、松居さんの「鬼嫁」ぶりと船越さんの「恐妻」エピソードが、今一度注目を集めることとなった。

   たとえば、お小遣いのエピソード。船越さんはいつも3万円しか持たせてもらえないことを過去のバラエティ番組で明かしている。浮気防止ということらしい。

   携帯電話を壊したのも1度2度ではない。ある時、夫の携帯電話に女性とのメールが保存されているのを発見した松居さんは「もう止まらなくなって、でかい鍋でグラグラと煮た」という。「ちょっとしたことでもいや」だそうで、13年にはバラエティ番組内で「今年も3回くらい折った」と話していた。

   またある時は、帰りが遅いことにイライラを募らせ、船越さんのオーディオルームのコンセントをすべて切断したこともあるという。

   12年には、船越さんが沢尻エリカさんとラブシーン撮影をしたことに激怒し、松井さんが殴る蹴るの「逆DV」をはたらいたところ、船越さんが家出してしまったとブログで告白。実際は家出ではなく出張であり、夫の出演ドラマの「番宣」だったのだが、

「夫のラブシーンは結婚してから2回も見たが...なんとも、そのシーンが1年ぐらい頭から離れなかった!!!!じつに、苦しんだ」

とブログにあるように、嫉妬にかられていたことは事実だったようだ。

   なお「女性セブン」では、以前から「地方に行ってもスケジュールをファクスしないと怒られる」「1日に"朝昼晩晩晩"と最低5回の電話は必須」などと報じてきていた。

   これまで「恐妻ネタ」「笑い話」と受け止められていた数々のエピソードも、今となっては笑うに笑えず、ネットでは「怖すぎるでしょwww」「思考が完全にモラハラ」「そりゃあ別れたくもなる」といった声が数多く寄せられている。