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ベッキー&ゲス川谷の「ネタ化」大流行 スキャンダル題材のパロディアプリやポスターも登場

   ベッキーさん(31)と「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)の不倫騒動がさまざまな形で「ネタ化」されている。

   最近では、2人のスキャンダルを題材にしたスマートフォンアプリまで登場した。その名も「卒論 ゲスの極みと恋するオトメの恋愛物語」。リリースされるやいなや、インターネット上でさっそく話題になっている。

  • パロディーアプリまで登場(画像はAppStoreより)
    パロディーアプリまで登場(画像はAppStoreより)
  • パロディーアプリまで登場(画像はAppStoreより)
  • ゲスの極み乙女。のメンバーを思わせるキャラクターも描かれている(画像はアプリプレー画面のスクリーンショット)

無料アプリランキング1位に

   アプリに登場するのは「ポジティブがありあまる元気っ子タレント」のエリと4人組バンド「カスの極み乙女」のボーカル・山谷ケンタだ。お察しのとおり、それぞれのキャラクターは、ベッキーさんと川谷さんそっくりの外見になっている。

   遊び方は、画面に表示されるヒマワリをタップして集め、エリに与えるだけ。すると経験値がアップし、物語を少しずつ読むことができる。

   プロローグは「どうしてこんな事になってしまったんだろう...私は、私の純愛を彼に捧げたかっただけだったのに...」というエリの苦悩から始まる。話の大筋は「週刊文春」に報じられた内容や、実際に起きた出来事が元になっているが、最終章はこれから先のことを描いたオリジナルストーリーだ。

   プレー中には「猟奇的なキスを私にして、最後まで離さないで...」という「ゲスの極み乙女。」の楽曲の歌詞が出てきたり、週刊文春が報じたLINEのやりとりの文面が使用されていたり、2人の間で離婚届を意味する「卒論」のキーワードが思わぬところに盛り込まれていたり...と、随所にネタが散りばめられている。

   2016年1月27日、iOS(iPhoneやiPad向けの基本ソフト)向けにリリースされると、ネット上ではさっそく話題に。29日現在、App Storeの無料アプリランキングで1位になっている。レビュー数も7000件近くにのぼり、その6~7割が星5つの最高評価だ。レビュー欄には、

「バカにしてたけど、ストーリーおもしろくて続きが気になるwww」
「これはひどい さいこうだ」
「これ完全にアウトでしょ(笑)」

といったコメントが並ぶ。

甘利明氏もコピペのネタに...「ありがとう秘書!」

   「ネタ化」はこれだけではない。「週刊文春」が報じた会見前日のLINEのやりとりは、コピペとして各所で使用されている。

   武蔵小金井駅(東京都)近くのセブン-イレブンでは、カルビーのポテトチップス「春ぽてと」の販促にみたて、パロディーポスターを作製。

「春ポテ(元:友達)で押し通す予定!笑」
「逆に堂々と売れる(元:できる)キッカケになるかも」
「それに普通の芋(元:不倫)じゃありません!」
「スプリングポテト!(元:センテンススプリング!)」

といった具合で、実際のLINE画面にあてこみ、2人の会話をリアルに再現している。

   同店の公式ツイッターが「この発想はなかった、なかなかやるな~うちのバイト君」として、28日にポスター写真を披露すると、ネット上で反響を呼んだ。ちなみに同店は東京五輪エンブレム盗作騒動の際に、おでんでパロディーポスターを作製し、話題になった過去がある。

   28日に経済再生担当相の辞任を表明した甘利明氏の金銭スキャンダルも、コピペのネタとしてネット上でおもちゃにされている。下記にその代表的な一つを紹介する。

安倍首相「逆に堂々とするきっかけになるかもよ」
甘利大臣「ありがとう秘書!」
安倍「感謝しよう」
甘利「うん!」
安倍「それに賄賂じゃありません」
安倍「うん!」
甘利「私に責任もありません!」
安倍「うん!」
甘利「アンダーコントロール!」