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自民・丸山議員「日本が米国の51番目の州に...」

   自民党の丸山和也参議院議員(70)が2016年2月17日の参院憲法審査会で、「日本が米国の51番目の州になった場合」を仮定して持論を展開する一幕があった。

   審査会の議論は「二院制のあり方」をテーマに進められた。その中で丸山氏は「たとえば、日本が米国の51番目の州になるということに憲法上どんな問題があるのか、ないのか」と切り出し、

「そうすると、集団的自衛権や安全保障条約は全く問題にならない」
「『日本州』の出身が米国の大統領になる可能性が出てくるということ。世界の中心で行動できる日本になりうる」

などと発言した。また、オバマ米大統領の出自について、「奴隷」という表現を使う場面もあった。

   審査会後、丸山氏は緊急記者会見を行い「誤解を与える発言をして申し訳ない」と謝罪。発言を撤回し、議事録の修正・削除をする考えを示した。