2024年 4月 18日 (木)

適度のお酒はあなたを魅力的に見せる 印象がグッとアップするのは何杯?

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   雰囲気のあるバーのカウンター。グラスを傾けながらグッと盛り上がる。ほんのり赤みをさしたほお。ほろ酔い加減で相手を見ると、いつも以上にキレイに見えるもの......。

   ところで、いったいどのくらい飲むと相手には魅力的に見えるのだろうか。

  • ワインは1杯目が印象がアップする(写真はイメージです)
    ワインは1杯目が印象がアップする(写真はイメージです)
  • ワインは1杯目が印象がアップする(写真はイメージです)

キレイに見えるのはワイン1杯目。2杯目になると...

   2015年3月、英ブリストル大学の生物心理学者マーカス・ムナホ教授が面白い実験を行い、国際アルコール専門誌「Alcohol and Alcoholism」に発表している。それによると、男女20人ずつの学生40人にワインを飲んでもらい、顔の写真を撮った。写真は次の3種類だ。

   (1)しらふの時。

   (2)ワインを1杯(250ミリリットル)飲んだ時。

   (3)ワインを2杯(500ミリリットル)飲んだ時。

   撮影は、客観的に比較できるように無表情でいるように求めた。そして、別の学生グループに見せ、どの写真が一番魅力的に見えるか尋ねた。すると、魅力的だという答えがもっとも多かったのが、「1杯飲んだ時」。次に「しらふの時」で、もっとも魅力に欠けていたのが「2杯飲んだ時」だった。これは、男女とも同じ傾向を示したという。

   ムナホ教授は「アルコールを飲んだ時は、少量だと他人にとって素敵に見えるようですね。しかし、それは長く続かず、飲酒量が増えるともに失われていきます。(1杯目は)瞳孔が拡張し、筋肉が弛緩してリラックスして見えることや、ほおが紅潮するので健康そうに見えることが影響しているのでしょう」と説明している。

   2杯目以降はなぜダメなのだろうか。ムナホ教授は特に理由を説明しなかったが、「今回の研究は、アルコールが健康に良いことを示すものではありません。飲み過ぎると見た目にも他人に悪い印象を与えることを肝に銘じてください」と釘をさしている。

   2杯目がしらふの時より悪いということは、調子に乗ってグイグイいくと逆効果になるということだ。デートでは、1杯目のほんのりの時間を大切にしよう。

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