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「嫌われたのは東野幸治さんのせい」 「絵本作家」キンコン西野、自虐ネタで恨み節

「私がどれだけ嫌われてるかご存知ですか?」

   絵本作家の肩書きを持つお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん(36)が、世間での好感度の低さをネタにして自虐トークを繰り広げた。特に「最近の嫌われ方は東野さんのせい」と、テレビ番組の企画で西野さんをイジり倒した東野幸治さん(49)の名前も挙げ、恨み節を展開した。

  • 最近の自身の嫌われっぷりについて語った西野亮廣さん
    最近の自身の嫌われっぷりについて語った西野亮廣さん
  • 最近の自身の嫌われっぷりについて語った西野亮廣さん
  • 4年半かけて完成させたという西野さんの新作絵本『えんとつ町のプペル』

「村本大輔とかは嫌われてるのをビジネスにして上手くやってますけど...」

   西野さんは「にしのあきひろ」名義で絵・文・監督を務めた新作絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎)が2016年10月21日に発売されたのを記念して22日、東京・新宿にある「ルミネtheよしもと」でサイン会を開催。報道陣の囲み取材にも答えた。

   これまでに、SNSやブログで数々の「炎上」騒ぎを起こしてきた西野さん。そのせいか「会見って苦手」とトークの一言一句を気にしている様子で囲み取材は進行した。

「どれだけ嫌われてるかご存知ですか、私が。(ウーマンラッシュアワーの)村本大輔、(南海キャンディーズの)山ちゃん、(ドランクドラゴンの)鈴木拓さんとかは、嫌われてるのをビジネスにして上手くキャッチーにやってますけど、僕と(品川庄司の)品川祐さんはマジで嫌われてます。本当ね、アンチ西野はすごいですから」

   続けて「最近の嫌われ方は東野さんのせいってのもありますよね」として、10月20日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に触れる。番組は「スゴいんだぞ!西野さん」と題して、東野さんが西野さんの「魅力」を語る内容だったが、東野さんは西野さんの著書「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」(主婦と生活社)の一節、

「なにより大切なのは人類を前に進めることだ。コケたら起きればいい。踏み出そう。ドキドキしてる?」

を面白おかしく取り上げ、その後も煽りながら「ドキドキしてる?」と連呼するなど悪意満載。イベントで西野さんは

「もう東野さんと共演NGしたいですよ、そりゃあ。でも言うとね、またあちこちで文句言われちゃうんで。とにかく東野さんには見つかりたくない」

と根に持っている様子だった。なお、西野さんは同番組13年11月14日放送回の企画で、「好感度低い芸人」の1位に選ばれていた。

ウォルト・ディズニーの「背中は見えてる」。圧倒的に足らないのは...

   一方、ニューヨークへ移住して俳優を目指すと公言したお笑いコンビ「ピース」綾部祐二さん(38)については、「応援してますよ。綾部は好きです。かっこいいですから。シュッとしてるし」と背中を押す。先日、綾部さんと、その相方で作家でもある又吉直樹さんとの3人で一緒になったことがあり、「『芸人おらんやん』ってなって記念に写真撮りました」とエピソードを披露した。

   絵本作家として「ウォルト・ディズニーを倒します。もう背中は見えてます」と自信満々だが、「あと足りないのは好感度ですね。圧倒的に負けてます」とここでも自虐トークを展開。今後、どういう人間になりたいかを聞かれると「国民から好かれるシュッとした人になりたい。具体的に目指してるのは伊勢谷友介さん」と目標を掲げた。最後に「言っといたらそういう話が来るかもしれないし」としてこう宣言した。

「『えんとつ町のプペル』、映画化狙ってます」