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鳥取で記録的な大雪 道路などに影響、死亡事故も

   日本海側は山陰地方を中心に大雪となっている。2017年2月11日、33年ぶりに90センチを超える積雪を記録した鳥取市では、雪による事故や立往生が発生している。

   早朝4時半頃、市内の県道で動けなくなった大型トラックのタイヤにチェーンを巻こうとしていた男性が巻き込まれて死亡。また、山陰道では複数の車が立往生し、朝8時頃から下り線で通行止めが続いている。このため国道9号線には迂回する車が相次ぎ、立往生となっている。国土交通省や鳥取県は国道も通行止めにし、除雪作業などの対応に追われている。JR山陰本線や因美線の一部区間では2月12日まで運転見合わせを決めており、雪による影響が深刻化している。

   気象庁によると、鳥取市の積雪は11日18時現在91センチ。今後も雪は断続的に降り続く見込みで、気象庁では鳥取県に対し、12日昼前まで大雪に警戒するよう呼びかけている。