2019年 11月 20日 (水)

卵リスクは都市伝説だった!? 米国で見直し加速

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   米国で昨年初めごろから進んでいた卵(鶏卵)に対する見直しがぐんと加速している。かつては2型糖尿病の発症リスクとの関係が指摘されるなどして、すっかり悪者扱いされていたが、数年前に、卵が同リスクを高めるどころかむしろ低下させるという研究結果が示され、評価反転のきっかけになった。

   そして、その流れを後押ししたのは、このほど亡くなった世界最高齢女性の長寿の「秘密」。幼いころから毎日生卵を食べ続けていたという。

  • 遠慮せず召し上がれ。ただし…
    遠慮せず召し上がれ。ただし…

病気によってはリスクは低下

   米国のニュース専門ケーブルテレビ局、CNNのウェブサイトにある「健康」セクションに17年4月15日付で「卵は健康にいいの?」と問いかけの見出しがついた記事がアップされた。

   記事では「良質のタンパク質を含み、ヒトが食事でしか摂取できない9つの必須アミノ酸をすべて摂れる」などと、見出しの問いかけに答えるように、卵の豊富な栄養についてレポートをしている。

   卵をめぐっては、2型糖尿病との関係のほか、コレステロールの含有量の高さから冠状動脈性心疾患や脳卒中のリスクとの関連がとりざたされるなどして、だれもが食べたい気持ちを我慢するようなモヤモヤ感をもっていたという。

   だが数年前に英医師会誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」で、1日1個の卵摂取と、冠状動脈性心疾患や脳卒中などのリスクとは関連がないとの研究結果が報じられ、さらにフィンランドからは、卵を食べるほど2型糖尿病の発症リスクが低下したとの報告がもたらされ、卵はほぼ復権を果たしたという。

   米国臨床栄養学会誌に15年4月に掲載されたフィンランドの研究者たちによる報告によると、同国の42?60歳の男性2332人について19.年以上にわたり追跡したところ、432人が2型糖尿病と診断され、その食生活を調べた結果、1週間に卵を4個ほど食べた人は、約1個食べた人よりも2型糖尿病のリスクが37%も低くなった。

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