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清水富美加30分独占インタビュー放送 女優再開宣言も出家後の具体的活動なし

   女優の清水富美加さん(22)が、2017年2月に宗教団体「幸福の科学」に出家して以来、初めてテレビに出演した。

   騒動後の暮らしぶりを語ったが、出家後の具体的な活動内容は「恥ずかしいですが本当になくて」と打ち明ける場面も。ツイッターを見ると、インタビューに対する感想は必ずしも好意的なものばかりではない。

  • 千眼美子名義の「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版)
    千眼美子名義の「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版)
  • 千眼美子名義の「全部、言っちゃうね。」(幸福の科学出版)

「きゃ~、緊張する~」とはしゃいだ様子

   清水さんは2017年5月26日放送の「みんなのニュース」(フジテレビ系)で、30分ほどの独占インタビューに応じた。黒のトップスに白のロングスカート、厚底サンダルと夏らしいおしゃれな姿で登場。アナウンサーと対面し、法名「千眼美子です」と少し照れるように笑いながら挨拶した後、久々のテレビ出演に対し「きゃ~、緊張する~」とはしゃいだ様子を見せた。

   最初に、出家後はどのような生活を送っていたのかと聞かれ「2、3月は怖くて外に出ることができなかった」と告白したが、現在はだいぶ元気になったようで「主に教団の映画制作の手伝いや、ちょっとずつ出家者としても活動を始めてる」と明かした。

   しかし具体的な活動内容を問われると、

「『こういうことしてました』というのは一度も。出家者として恥ずかしいですが本当になくて」

と恥じらうように語り、

「幸福の科学の本も4冊くらいしか読んだことなくて、『よくお前そんな状態で信じて出家したな』って感じかもしれないですけど。そういえば最近お布施もしていない!」

と、笑いながらも自虐的に話した。

   「ずっとお祈りとかしているんですか」という問いには、「お坊さんみたいにお寺に住んで1日中お経を唱えているという事はなく、ちゃんと自分の家に帰れます」と笑顔で答えた。

   入信については「物心ついた時から『幸福の科学』の会員だったので、自然にという感じですね」と告白し、出家に対し葛藤やハードルはなかったという。「これからはこの名前で、しっかり勉強して、宗教家としてやっていくんだ」と真剣な表情で意気込みを語った。

女優業再開への意気込みを強調

   女優としてキャリアを積んでいた清水さんだが、突然の出家で関係者に迷惑をかけたことについては、

「ご迷惑をおかけしてしまった方々がいるということは重々承知だったので、自分がもうちょっと強かったら、もうちょっと頑張れたらという思いもあった」

との言葉を口にした後、

「『すみません』とか『ありがとう』を言うだけとか...ではなくてまた使いたいと思っていただけるのなら、その時はもっともっと『前より頑張ります』という気持ちでお返ししていく」

と、今後の女優業再開へ向け意欲を表した。

   事実、幸福の科学は2017年5月23日、清水さんが教団系列の芸能・制作プロダクション「ARI Production(アリ・プロダクション)に所属して女優業を行うと公表した。「世間から広告塔として利用されるのでは」という意見があることに対し、

「そういう風な見方があるという事はわかった上で自分がやっていきたいと思っているし、自分で選んでやっているという事を強く強調したい」
「何より応援してくれた方に元気な姿とかお芝居とか見せてハッピーな気持ちにさせたり笑いを生んだりと役に立ちたい」

と話し、宗教家と女優の両方の道を進んでいく意思を明らかにした。

   今回のインタビューに対し、ツイッター上では、「前よりも顔が少しふっくらしたね」「元気になってよかったね」など好意的な投稿もあったが、

「清水富美加は教団の本も4冊位しか読んでなく、お布施も最近はあんまりしていないとかソフトなイメージを出そうと思っているが、教団は広告塔だからVIP扱いで一般信者は全く違うと思う。 最近はメディアでも注目されないので教団はインタビューをさせたんでしょ」
「清水富美加のインタビューいらないだろ。既にこれが幸福の科学の宣伝になっちゃってるじゃねーか」

と批判的な感想も多く見られた。