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大家族番組に「避妊せえよアホ!」 宮迫博之のツッコミは正論か暴論か

   お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(47)がバラエティー番組で、大家族を扱う番組で苦労話をする親に「避妊せえよアホ!」とツッコんだ。

   明石家さんまさん(62)も「ほんまに思う」と笑いながら同調。一方、実際に11人の子をもつ母親は「4人産んだ辺りから思考回路がおかしくなる」などと子だくさんならではの感覚を語った。

  • 雨上がり決死隊の宮迫博之さん(2015年6月撮影)
    雨上がり決死隊の宮迫博之さん(2015年6月撮影)
  • 雨上がり決死隊の宮迫博之さん(2015年6月撮影)

「大変やって分かっていながら、なんで産むねやろなあ」

   2017年7月24日放送のMBS系バラエティー番組「痛快!明石家電視台」は子だくさんの親がスタジオに集まり、各々の家庭事情を明かした。7人の子をもつタレント・堀ちえみさん(50)は「自宅に飲み物専用の冷蔵庫があります。じゃないと夏はもたない」「食材の買い出しはキロ単位。カート2台は当たり前」「お米は朝晩1升(10合)ずつ炊く」など食事にてんやわんやの毎日のよう。

   11人の子持ちで助産院を営むHISAKOさん(43)も「カレーは巨大な寸胴鍋で具沢山に作って量は少なめによそう。そして水を足して翌日のもう1食に回します」「外食は店選びから大モメ。いっぺんに入れるお店がなくて2グループに分かれることもあります」など大家族らしいエピソードを語った。

   話を聞いていたMCのさんまさんは笑いながらも「そんな大変やって分かっていながら、なんで子ども産むねやろなあ」と首をかしげた。そこで加勢するように、自らも息子を持つ宮迫さんが立ち上がって喋り出した。

「大家族のスペシャル番組とかあるやんか。食事も大変や~家計も大変や~大変大変...で、最後エンドロールで『なんと新たな命が』ていう展開、ええ加減にせえよ!避妊せえよアホ!」

「正論すぎる」「よそから口を出す話ではない」

   「避妊」の言葉にさんまさんも反応し「思う。ほんまに思う。避妊しようとなぜ思わないんですか。失礼ですけど」と出演者に問いかけた。HISAKOさんは「子どもめちゃくちゃ可愛いんですよ。4人以上産んだ人はその辺りから思考回路がおかしくなる」といい、宮迫さんは「妊娠ナチュラルハイみたいになってるんですか。また妊娠したいとか」と苦笑いするしかなかった。さんまさんは「おいらも子どもいるから(可愛いのは)分かるけどなあ。ほんま『避妊』いう言葉知らんのかな」とポツリ。なお助産師のHISAKOさんは番組冒頭で「妊娠大好き」と話しており、自分で自分のお産を取り扱ったこともあるという。

   インターネット掲示板2ちゃんねるでは放送後、大家族で苦労話をする親に向けて宮迫さんが言った「避妊せえよ」をめぐって「よく言った!」「正論すぎる」「みんな思ってることだ」と賛同の書き込みが次々になされた。一方でこんな声も。

「は?苦労してるけどそれが楽しいんだろ そんなもん他人に言われる筋合いないわ」
「子供が好きだからだろ いちいちよそから口を出す話ではない」
「ええやん少子化なんやから なんやかんや言っても産んだほうがえらい」

   同番組には5人以上の子を持つ親が8人出演してトークを展開。ライトなノリのバラエティーという番組の性格もあるだろうが、出演者は終始和気藹々とした雰囲気で進められていた。