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ベビーカー14万円→無駄遣い? 鈴木亜美の「セレブ子育て」にかみつく人たち

   歌手の鈴木亜美さん(35)が、生後6か月の長男にかける「教育費」をめぐって、ネットが盛り上がっている。

   初めてのベビーカー14万1966円、おもちゃは、代官山の行きつけの店のみ、検討している保育園は月約13万円など――。セレブな教育方法は、世間と「ズレて」いるのだろうか。

  • 子供のことを考えたらいいベビーカーを?(写真はイメージ。本文とは関係ありません)
    子供のことを考えたらいいベビーカーを?(写真はイメージ。本文とは関係ありません)
  • 子供のことを考えたらいいベビーカーを?(写真はイメージ。本文とは関係ありません)

保育園は1か月約13万円

   鈴木さんは、2016年7月、7歳年下の一般男性と結婚した。長男はまだ生後6か月という新米ママだ。

   そんな鈴木さんの日常を、フジテレビ系バラエティ番組「もしかしてズレてる? 芸能人ママ子育てSP」が追い、2017年8月7日、放送された。そこで、高級おもちゃやハイクラスの保育園を探す姿が映し出された。

   まず、撮影時に宅配便で届いた「レインフォレスト・ジャンパルーII」というベビーギアは、2万1600円。

   おもちゃへのこだわりは人一倍あるようで、購入するのはいつも「ボーネルンド代官山店」だという。理由は、「同じ場所で買った方が店員さんとかに相談しやすいから」とのこと。撮影日も、ハンギングトーイなど5点のおもちゃを購入し、計1万9764円を支払った。

   保育園も費用がかかる。今気になっているのは、1か月週5日で費用は約13万円(0歳児の場合)のところ。人工芝が敷き詰められ、体と脳の活性化にいいという。

   そんな生活の中で、ネットが注目したのはベビーカーだった。

   初めてのベビーカーはオランダ製の「バガブー カメレオン3」で、価格は14万1966円。新生児から成長に合わせて長く使える仕様で、片手でのブレーキハンドルや、5点式シートベルトなど、高性能だ。オシャレな見た目から、ハリウッドセレブや日本の芸能界にも愛用者は多い。

   編集部が大手ネット通販サイトで調べたところ、売れ筋のベビーカーはおおよそ3万円~5万円台。1万円台や1万円以下も豊富にそろっていた。

   少し古いが、ネットリサーチのDIMSDRIVEが2008年6月に行った「ベビーカーに関するアンケート」によると、購入価格は、「3万円台」21.6%でトップ。以下、「2万円台」21.4%、「1万円台」18.8%と続いた。

東出・杏夫妻は高級乳母車

   放送後にはすぐにネットにスレッドが立ち、盛り上がっている。たとえば、女性向け匿名サイト「ガールズちゃんねる」では、

「ベビーカー14万って、金かけるところ間違ってるよね。大体すぐ乗らなくなるのに」
「(鈴木さんと一緒で)生後半年になってからベビーカー買ったよ。3000円のバギーを(笑) 」
「いつか後悔するだろう。一定の期間しか使わないものに何故そんなにお金かけたのだろうって」

など、批判的な意見が出る一方で、

「お金持ってる芸能人なんだからそりゃ高いベビーカー買うでしょ」
「(ベビーカーはもともと高いから)特別セレブってわけじゃないと思う」
「ベビーカーくらい好きなもの買ったっていいじゃん」
「流通のため良いのでは?」

と擁護する声もあり、拮抗している。

   芸能人のベビーカーを巡っては、俳優の東出昌大さん、杏さん夫妻の報道が記憶に新しい。

   芸能人に人気の海外製ではなく、ワンランク上の乳母車と言われる「東京乳母車」を使っていることが話題になった。週刊女性(2017年1月1日号)では、「オプションをつければ優に15万円を超える」と報じた。