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麻生氏が2度目の「ナチス発言」 翌日には「不適切」と撤回表明

   麻生太郎副総理兼財務相は2017年8月30日、29日に開いた自民党麻生派の研修会で、ナチス政権を肯定したとも取れる自身の発言について撤回する意向を表明した。麻生氏は研修会の中で、

「(政治家は)結果が大事なんですよ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーはダメなんですよ」

と発言していた。30日には「ヒトラーを例示としてあげたことは不適切」だとして「撤回したい」とのコメントを出した

   麻生氏は、13年8月にも

   「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と講演で発言し、批判が殺到。その後、「誤解を招く結果となった」として発言を撤回していた。