2018年 7月 21日 (土)

嘘だった「AED使った男性をセクハラで...」 投稿主「問題提起のつもりだった」

印刷

   意識を失った女性へのAED(自動体外式除細動器)使用に関する「デマ」が、ツイッターなどで拡散される騒動があった。

   問題のデマの内容は、架空の会社が行ったアンケートで、多くの女性社員がAEDを男性に使われた場合「セクハラで訴える」と答えた、などというもの。その後、投稿者はウソを認め謝罪したが、インターネット上では「女性の救助をためらう男性が増えたのでは...」といった心配の声も広がっている。

  • AEDは様々な場所に設置されている
    AEDは様々な場所に設置されている
  • 日本光電の「AED救命テント」
    日本光電の「AED救命テント」

服をはだけさせ、両胸の素肌に直接パッドを当てる

   騒動の発端は、あるツイッターユーザーが2017年12月20日に投稿したツイートだ。使用時に対象者の服をはだけさせ、両胸の素肌に直接パッドを当てる必要があるAEDの使用について、

「社内アンケートの結果『男性にされたらセクハラで訴える』という女性社員が多かったため、女性社員が倒れていたときの救助活動一切を女性にさせ、男性しかいないときは女性を呼び出すか、契約書に本人の署名をしてもらってから救助する。という会社に遭遇した」

と投稿。続けて、「女性の意思を尊重した結果なので、男性社員は誰も文句を言わずに受け入れてましたが、女性社員はなんか喚いていたらしい」とも発信していた。

   この投稿は1万回以上もリツイート(拡散)されるなど大きな注目を集め、ツイッターやネット掲示板には、呟かれた内容を信じたユーザーから「何もしない方がマシ」「もう女性にはAED使わなければいい」との意見も出ることになった。

   しかし、拡散された上記のツイートは全て真っ赤なウソだった。投稿者が12月22日未明、自身のブログで、

「一連のツイートについては、全て誇張等を含んだ、嘘のツイートになります。私のツイートで、主に女性の皆様をはじめ多方面ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。このブログには嘘、偽りがないことを誓います」

と謝罪したのだ。

   ブログでの説明によれば、投稿者は自らのツイートに注目を集めたいがために、実在しない会社や社員の発言を捏造したのだという。あわせて、一連の投稿は「問題提起のつもりだった」とも釈明していた。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト
    loading...

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • スマホでわかるGDPR入門セミナー ~あなたの会社、準備は大丈夫ですか?~

  • 企業承継と相続対策セミナー 弁護士は見た!「社長が認知症に!? 悲惨な現実と対応策」

  • 「"無期転換ルール" あなたの会社は大丈夫?」 ~これからでもできる!企業のリスク回避術~

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中