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NHK「休暇」記者の「吹雪救助」で死者 「不要不急の外出」との関係

   低気圧の影響で暴風雪となっている北海道の苫小牧市で2018年3月2日、市内の林道で立ち往生したNHKの記者の車の救助へ向かったロードサービス会社の従業員が死亡した。同日、NHKなどが報じた。

   車内にいた他の社員2人と、救助を求めた記者は無事に保護された。

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「関係者の皆様におわびいたします」

   NHKの報道によると、救助を求めたのは苫小牧支局所属のNHKの記者で、休暇中に車で移動していたところ、苫小牧市内の林道で積雪によって動けなくなったという。

   救助要請を受けてロードサービスの従業員3人がかけつけたものの、同様に積雪で動けなくなり、車外に出た男性1人が死亡した。

   この事故についてNHK札幌放送局は、J-CASTニュースの取材に対して、

「救助に来られた方が亡くなられたことは痛恨の思いで、心よりお悔やみ申し上げます。また、ご迷惑をおかけした関係者の皆様におわびいたします」

とコメントした。

   ネット上では「不要不急の外出」を控えるよう呼びかけていたNHK関係者の休暇中の外出が原因となった事故に対し、毎日新聞(ウェブ版、2日)は「鹿狩り」に出ていたと報じているが、担当者は、

「鹿狩りという報道は把握しているが、NHKとして正式に発表した物ではありません」
「記者に接触できておらず、休暇中以上の詳細は知らされていません」

と答えた。