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やっぱり騙されてたフジテレビ 偽「視聴者映像」に釣られちゃった

   フジテレビは、情報番組「Mr.サンデー」で流した工場爆発映像について、該当の事故のものではなかった、として番組公式サイトで謝罪した。

   2018年7月8日の放送で、岡山県総社市のアルミ工場が爆発した瞬間の映像を「独自入手」したとして紹介したが、中国・天津で15年にあった工場爆発の映像ではないか、との指摘が出ていた。

  • フジテレビが映像誤使用で「お詫び」
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2015年の中国の事故映像では?との指摘が

   「Mr.サンデー」番組サイトの下部には12日現在、「7月8日の放送に関して」と題する謝罪文が掲載されている。総社市で6日発生した工場爆発映像を複数紹介した、として

「事実確認の結果、現場取材で爆発の瞬間を撮影したという方から提供を受けた動画は総社市の工場爆発の映像ではありませんでした。訂正してお詫び申し上げます」

と謝罪している。

   8日放送のあとから、ツイッターでは、中国・天津で15年にあった大規模爆発を撮影した動画と酷似しているとの指摘が相次いで寄せられていた。J-CASTニュースは10日、「フジ、まさか釣られた? 視聴者提供『岡山の工場爆発』映像オンエアも...(略)」の記事を配信した。フジテレビは取材に対し、10日夕の段階で、

「ご質問の映像は、爆発を撮影したという方から入手したものですが、異なる爆発の映像ではというご指摘があり、現在、改めて事実関係を確認しているところです」

と回答していた。