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天皇陛下「相合傘」で濡れた右肩 皇后さま守る姿に感動広がる

   2018年11月9日に実施された今年の秋の園遊会。「平成最後の園遊会」として話題を集めたが、ほかにも、式典に出席された天皇陛下のご様子について、大きな注目が集まっている。

   園遊会では恒例となっている天皇陛下からの「お声がけ」だが、今回はあいにくの雨となったため、天皇皇后両陛下や皇族方、招待された約2000人の出席者たちは傘をさしての懇談となった。テレビなどでは例年通り、出席者にお声がけする天皇陛下の姿が報じられるなどしたが、視聴者が注目したのは天皇陛下の肩だ。

  • 園遊会に出席された天皇皇后両陛下(AP/アフロ)
    園遊会に出席された天皇皇后両陛下(AP/アフロ)
  • 園遊会に出席された天皇皇后両陛下(AP/アフロ)
  • 園遊会に出席された天皇皇后両陛下(AP/アフロ)

天皇陛下の右肩には、無数の水滴が...

   お声がけの最中、両陛下はお2人で1本の傘に収まり、いわゆる「相合傘」で出席者との懇談に臨まれた。お2人はともに傘を握られたが、天皇陛下は皇后さまが濡れないよう、傘を皇后さまの側に寄せる形で持たれていることが、写真からも確認できる。

   その代わり、天皇陛下の右肩は傘の外に。そのため、天皇陛下のモーニングコートの右肩部分には無数の水滴が付着。遠目にも分かる天皇陛下の肩に起きた異変だが、この変化に多数の視聴者が注目した。

   園遊会の様子について、ネット上ではツイッターを中心に、「あいあい傘でしたね。見ていてジーンとしました」など、お2人の仲睦まじい姿に心を打たれたとする声が殺到。ほかにも、「天皇陛下の右肩がずぶ濡れなんですよねぇ」「常日頃から心がけてないとできない姿勢」といった、皇后さまを雨から守る天皇陛下の姿に感動したとの声が続々と上がった。

   両陛下が使われたビニール傘は約8000円の高級品だと報じられ、ネット上では「天皇・皇后両陛下が使用している高級ビニール傘は、コレだ!」などと、早くも傘についての詳細を指摘するまとめサイトが立ち上がるなどという動きもある。なお、天皇皇后両陛下は退位後は園遊会に出席されない意向を示されているとされており、両陛下にとっては今回が最後の園遊会となる。

(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)