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指原莉乃(26)、まだ通過点? 同年代が「ババア自虐」する中で「長い人生で見れば...」

   HKT48の指原莉乃さんが2018年11月21日、26歳の誕生日を迎えた。AKB48グループでは、すでに卒業を表明しているSKE48の松村香織さん(28)を除けば、指原さんは柏木由紀さん(27)、須田亜香里さん(27)らに続いて7番目に年長のメンバーだ。

   多くのアラサーメンバーが「お局ババアとして頑張る」「30歳までアイドル」といった自虐気味な言葉を並べる中で、指原さんのこの日のツイートでは、「まだまだ若いなあ」という前向きな言葉も。これには、アイドル以外の「長い人生で見れば」という枕詞がついており、卒業後にもできる息の長い活動を視野に入れている可能性がありそうだ。

  • イベント後に囲み取材に応じるHKT48の指原莉乃さん(2018年10月撮影)
    イベント後に囲み取材に応じるHKT48の指原莉乃さん(2018年10月撮影)
  • イベント後に囲み取材に応じるHKT48の指原莉乃さん(2018年10月撮影)

14歳でオーディション合格、15歳で上京

   指原さんは14歳でAKB48のオーディションに合格し、15歳で上京している。日付が変わった直後のツイートでは、

「あの頃は年長メンバーをおばさんいじりしていたけど、今はそれを超えて逆に誰もおばさんと言ってこなくなるレベルまでなりました」

などと自虐交じりに当時を述懐しながら、

「応援してくださっているみなさんにとっても、私にとってもいい年になるように頑張ります」

と、26歳としての活動を意気込んだ。

   指原さんと並ぶ形で「おばさん」いじりされているのが柏木さんだ。指原さんが8月3日に行われたテレビ番組の収録で明かしたところによると、総合プロデューサーの秋元康氏から、山本彩さん(25)の卒業で「柏木と指原のババアコンビで頑張るしかない」と伝えられといいう。

「お局ババアとしてまだまだ頑張りたい」「30歳まではアイドルとして」

   この「ババアコンビ」という呼び名について、柏木さんは8月16日のイベントで

「自分でも年齢のことをいっぱい言ってきちゃったところはあるので、秋元さんも公認ならば、AKBのお局ババアとしてまだまだ頑張りたいなと、グループのためになったらいいなと...。さっしーと、しぶとくいると思います」

と、まんざらでもない様子でアイドル続行を宣言した。柏木さんの3か月半後に生まれた須田さんは、18年10月17日のイベントで

「30歳まではアイドルとして衣装を着ていられたら」
「柏木さんいつまでやるんだろう?って、常にうかがっています」

などと「最年長アイドル」の座を争う考えだ。

卒業は「本当に考えてないです」

   一方、指原さんは今回のツイートで、

「アイドル界では『おばさん以上』なだけで今回こんな表現しましたが、長い人生で見ればまだまだ若いなあと思ってます」
「同世代のみなさんまだまだ頑張りましょー!」

とも書きこみ、アイドルという枠を外せば「まだまだ若い」とも。アイドル卒業後を見据えているようにも見える。もっとも指原さんは、18年10月9日のイベントで、卒業時期に関する質問について

「今のところ別に本当に考えてなくて...。でも周りがやめていくと、考えるものはありますね」

などと思わせぶりな発言をした直後に、あわてて

「あ、でも考えるものはありますね、って今ノリで言ったものの、本当に考えてないです。ウソついちゃいました。ごめんなさい。なんにも考えてないです」

と撤回していた。

   選抜総選挙で指原さんに大量の票を投じてきたファンは比較的年齢層が高いことで知られ、16年11月に指原さんが開いたディナーショーでは、共演したフットボールアワーの後藤輝基さん(44)が「すごいね!何がすごいって年齢層高すぎるやろ!」と驚いたほどだ。このファン層の年齢と比べれば、指原さんが「まだまだ若い」のは当然。このファン層が、卒業後のテレビタレントとしての指原さんを引き続き支持するかどうかも活躍のカギになりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)