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ファンの男2人が暴行... NGT48山口真帆のすすり泣き動画告白が波紋

   新潟県内を中心に活動しているAKB48の姉妹グループ「NGT48」の山口真帆さん(23)が、ファンの男2人が自宅に押しかけ暴行を受けたとツイッターなどで訴えた。

   続くツイートではNGT48劇場の運営側への不信感を露わにしており、何があったのかとネット上で波紋が広がっている。

  • 山口真帆さん(2017年撮影)
    山口真帆さん(2017年撮影)
  • 山口真帆さん(2017年撮影)
  • 山口さんのツイートの一部

「何も対処してくれなくて」劇場運営側に不信も

   山口さんは、体調不良を理由に、2018年12月22、23日の握手会を一部中止にし、ネット上では、山口さんが激やせしたと心配の声が出た。さらに、19年1月6日も握手会を一部中止。翌7日には、ストレスで2週間で4キロも痩せたことをツイッター上で明かし、「私もこんなことになって、笑って普通にアイドルができなくなったことが本当に悔しい」「こんなことあったら誰でも痩せる」と漏らしていた。

   そして、1月8日になって、動画配信サービス「SHOWROOM」で突然、涙を浮かべながら異例の告白を始めた。

   「全部本当のこと言いたいけど...本当のこと言わないと何も解決しないし」。山口さんは、こう言って涙をぬぐう。1か月待ったが、劇場運営側が「何も対処してくれなくて」と不満を示し、「生きてる感じがしない」と訴えた。「まじめにやるのが悪いの? 恋愛してる方が正義なの?」「なんでこんな怖い目に遭わないといけないの?」などとも話していた。

   山口さんのツイッターでは、その内容について、18年12月の公演が終わって帰宅したときに男2人に襲われたと明かした。山口さんの顔をつかんで押し倒そうとしたといい、必死に抵抗して、その後、警察に通報したと書いていた。

男らは一時逮捕されるも、「話がしたかった」と否認

   このほかに、メンバー間でトラブルがあったことも明かし、劇場運営側に対処するように要望したという。しかし、何も対処がなかったと不満を漏らしている。

   山口さんは、「こんなこと言いたくない。お世話になってる人に迷惑かけたくない」としながらも、「もうだれも同じ想いをしてほしくなかったので本当のこと言うしかありませんでした」と事情を説明した。ツイートの一部は、1月9日夕現在ですでに削除されている。

   山口さんのツイートを受けて、NHKは同日のニュースで、ファンの男2人が2018年12月8日、山口さん宅に押しかけて顔をつかんだなどとして、暴行の疑いで逮捕されたと報じた。

   いずれも25歳の無職と男子大学生で、男らは、「山口さんと話がしたかった。大ごとになるとは思わなかった」と供述し、暴行の容疑を否認したという。その後、不起訴になって釈放されたとしている。

   新潟署は1月9日、J-CASTニュースの取材に対し、18年12月8日に同様な容疑で男2人を逮捕したことを認めた。しかし、被害者については、20代女性だとし、山口さんであるかは、答えられないとしている。同日に発表したが、当時はどこも報道しなかったという。

   山口さん所属事務所のAKSにも1月9日に取材したが、広報部の担当者が外出中などとして回答が得られなかった。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)