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白鵬、今度は「三本締め」 万歳三唱で批判されたのに再び独壇場

   平成最後の大相撲(大阪・エディオンアリーナ大阪)が2019年3月24日、千秋楽を迎え、横綱白鵬が結びの一番で横綱鶴竜を下手投げで下し、42回目の優勝を飾った。しかし、その優勝インタビューの後には、かつて物議をかもした「万歳三唱」ではなく、今度は「三本締め」を行ったため、ネット上では、さまざまな声が上がっている。

  • 42回目の優勝はすばらしいが、「三本締め」はアリ?
    42回目の優勝はすばらしいが、「三本締め」はアリ?
  • 42回目の優勝はすばらしいが、「三本締め」はアリ?

右上腕負傷、内閣総理大臣杯を持ち上げられなかったが...

   白鵬は、結びの一番で鶴竜を投げた直後、思わず顔をしかめた。普段から右ひじにサポーターを付けているが、表彰式への入場時には、そのサポーターを右上腕にまで上げ、賞状は左手だけで受け取った。賜杯、そして約40キロあるといわれる「内閣総理大臣杯」は、周囲の親方や世話人らの手を借りなければ、土俵下へ下せないほどの痛みだったようだ。

   ツイッター上では、

「やっぱ白鵬だなー!腕の怪我は心配だけど、不死身の大横綱だから大丈夫だろうね(^o^)」 「白鵬関おめでとうございます!腕をとにかくお大事に... 皆々様も今場所もお疲れ様でございました。」

といった声が上がっている。

   一方で、優勝インタビューでは、

「入門したのが大阪場所。その大阪で、平成最後の優勝を飾れたことはうれしい」

   また「天皇陛下から手紙をいただいた」というエピソードも披露した。さらに、観客とともに「三本締め」を行うなど、まさに誰にも止められない独壇場表彰式となった。

   白鵬といえば、2017年11月の九州場所で優勝した時、同じく観客と「万歳三唱」を行い、一部の日本相撲協会委員(親方衆)やファンから、批判の声も上がっていたのも事実だ。

   そこに来て、今度は「三本締め」。しかもその際は、両手で柏手を打っていた。

   これには、ツイッターでも、

「白鵬特有の演技じゃない? 三本締めしたり天皇という言葉だしたり、親方に賞杯持たせたり、 恥ずかしくて見てられなかった。北の富士さんも言葉濁してたよ。」

といった意見も出ている。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)