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月9「HERO」を思い出す? 新ドラマ「ラジエーションハウス」との共通点

   2019年4月期の月9ドラマ「ラジエーションハウス」(フジテレビ系)の第1回が、4月8日に放送された。

   同ドラマは漫画雑誌「グランドジャンプ」(集英社)に連載中の同名の漫画が原作。病院の放射線科でレントゲン撮影やCTスキャンの撮影を手掛ける診療放射線技師が主役のドラマで、主人公・五十嵐唯織を俳優の窪田正孝さん(30)が演じる。

   第1回となる8日の放送では、主人公が勤務先となる病院への初出勤中に、自身が乗るバスの運転士の病変に気付き、救急車を手配。遅刻するも勤務先に到着し、そこで、幼馴染で放射線科医の甘春杏(本田翼さん=26)に再会するシーンなどが描かれたが、一部の視聴者から、同じく月9の「HERO」(2001年・同局)を思い出させるシーンがあったとする声が上がっている。

  • 「ラジエーションハウス」公式サイトから
    「ラジエーションハウス」公式サイトから
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並木道の中央に「全員集合」

   当該シーンが放送されたのは、番組放送開始後から14分後の21時14分頃。五十嵐が甘春との再会を果たすシーンが終わると、本編に遅ればせながらオープニング動画が開始。「撮影」がテーマのドラマだけあってか、出演者たちの姿が映っては、そのシーンを白黒の静止画として切り取るというテイストのオープニング動画だったが、その終わりの部分に一部の視聴者がクギ付けとなった。

   当該シーンは、公園の中の並木道の中央に窪田さんが立ち、その周囲に本田さんや広瀬アリスさん(24)ら出演者が並び、記念撮影のような雰囲気になったところで動画が白黒の静止画に変わるというもの。また、22時22分頃のドラマ終了直後には、同ドラマのネット配信を伝えるCMが流れたが、その際にも同じシーンのカラーバージョンが流れた。

   これらのシーンを見た視聴者からは、「ラジエーションハウス、HERO感がすごい」といった驚きの声が続々。確かに、2001年1月期に放送された「HERO」では、同じくオープニングに主演の木村拓哉さんら出演者が、公園の中の並木道の真っただ中に佇むワンシーンが挿入されており、今回の窪田さんのシーンとの類似性が伺える。なお、2つのドラマは共に演出家としてフジテレビの鈴木雅之氏が名を連ねているため、「鈴木イズムという感じ」とツイートする視聴者も見られる。

   このほか、21時8分頃流れた、遠藤憲一さん(57)らがエレベーターの中で、窪田さんら新人についての情報をあれこれ話すシーンについても「HERO」との類似性を指摘する声が続々。かつての大ヒットドラマとの類似性を指摘しつつ今作を楽しんだ視聴者は多かったようだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)