アジア各地に影響をもたらした書物(見る読む解く 奥深い!インドの世界)
2019年05月10日11時45分
『悉曇字記』と『ラーマーヤナ』

『悉曇字記』 智広 7世紀頃(唐時代)成立 江戸時代初期(17世紀)刊 1冊

『ラーマーヤナ』 3世紀頃成立 1912~1920年 ボンベイ刊 7冊
「インド」という言葉からイメージするものは、仏教にヒンドゥー教、ヨガ、アーユルヴェーダなどいくつも挙げられます。インドの文明は古代から聖典「ヴェーダ」を通して学問や思想が発展し、インド文明圏のみならず広く世界に影響を与えてきました。今回は、東洋文庫ミュージアムの「インドの叡智展」(2019年5月19日まで)で公開されている貴重な史料の中から、日本語の発展にも寄与した『悉曇字記(しったんじき)』と、インド古典文学を代表する『ラーマーヤナ』をご紹介します。
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