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味の素スタジアム、8月中旬から「休み」に ラグビーW杯前「空白の1か月」の理由

   ラグビーワールドカップ日本大会開催まで100日を切るなど、ラグビーに関する話題が尽きない昨今。そんな中、試合場として使われる東京スタジアム(味の素スタジアム、東京都調布市)について、ネット上でとある関心が高まっている。

  • 東京スタジアム(江戸村のとくぞう氏撮影:Wikimedia Commonsから)
    東京スタジアム(江戸村のとくぞう氏撮影:Wikimedia Commonsから)
  • 東京スタジアム(江戸村のとくぞう氏撮影:Wikimedia Commonsから)

「イベントスケジュール」は8月19日から白紙

   大会が始まるのは2019年9月20日。同スタジアムは同日に開幕戦として日本対ロシアの試合が行われる。開催期間中(9月20日~11月2日)の中で同スタジアムが最後に使われるのは11月1日の3位決定戦。このため、同スタジアムの公式サイトの「イベントスケジュール」の項目を見ると、大会期間中は当然ながら、「マッサラ」の状況だ。

   しかし、よくよく見てみると、イベントスケジュールの項目は、8月19日から白紙の状態。予定らしきものは一切表示されていない。このため、先月頃からネット上では「ラグビーワールドカップの準備とはいえ長すぎない?」といった声が上がるようになっている。

   そこで、J-CASTニュース編集部は、8月19日から9月19日にかけての「空白期間」について東京スタジアムに取材を実施。その結果、「ラグビーワールドカップのための準備期間です。8月18日までサッカーの試合が入っており、翌日からラグビー仕様に変えるための準備が行われます」とのことだった。

   なお、昨年までは8月の最終週の土日には、エイベックスの音楽フェス「a-nation」が毎年開催されており、それを知るネットユーザーからは「9月味スタでラグビーワールドカップがあるからダメなのかな...」と、残念がる声も上がっていた(なお6月20日時点で、今年のa-nationが東京都内で開催されるとのアナウンスは行われていない)。例年通りの開催を期待するa-nationファンとしては、驚いてしまうのも無理はないかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)