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上野樹里、監察医役でも「のだめ」っぽい? 月9の演技が、どうしても気になっちゃう人たち

   女優の上野樹里さん(33)が主演する月9ドラマ「監察医 朝顔」の第1回が2019年7月8日に放送された。

   同ドラマは「週刊漫画サンデー」に連載された同名の漫画が原作。上野さんが演じる新人法医学者・万木朝顔が、物言わぬ証人である遺体から事件を解明する。第1回では朝顔が務める大学の法医学教室を管轄する警察署に、朝顔の父で刑事の万木平(時任三郎さん=61)が異動するが、時を同じくして朝顔の元には水死体とみられる遺体の解剖依頼が入る。

  • 「監察医 朝顔」公式サイトから
    「監察医 朝顔」公式サイトから
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しゃべり方が「へにょへにょしている」!?

   水死した場所は倉庫とみられるという不可解な状況であり、この謎を解明すべく、朝顔は奮闘。上野さんの演技の評判は高いが、その一方で、一部の視聴者から「しゃべり方が気になった」とする声が上がっている。

   あるツイッターアカウントは、「今さらだけど上野樹里のしゃべり方なんか気になったな」とツイート。また、別のアカウントからは「へにょへにょしてる」といった声も上がっている。

   そこで、ドラマを見返してみると、番組冒頭の朝ごはんシーンや、法医学教室の研究室シーンなどでは、上野さんのせりふ回しは実に自然なものだったが、番組中盤の解剖の場面など緊張感が張り詰めたシーンでは、若干しゃべり方が気になる瞬間が。恐らく、前述のような声は、これらのシーンを見た視聴者からの声ではなかろうか。

「のだめ」からもう13年経つけど...

   そんな中、上野さんのしゃべり方をめぐっては、2006年10月期に上野さんが主演した「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)を思い出したとする声が上がっている。こんな声も上がっている。あるアカウントは、「万木親子の食卓シーン。朝顔のごはんは『ちょっと上品なのだめごはん』だった」とツイート。また、ほかのアカウントも、「のだめやってから上野樹里のしゃべり方がなぁ」と、やはり、「のだめ感」が出ていたとする声だ。

   同ドラマは13年前に放送され、視聴者から大好評を得た月9ドラマであり、今回、上野さんが「監察医 朝顔」に主演するとの情報が解禁された際に、「上野樹里が13年ぶりに月9主演」といった論調で報じられるなど、上野さんを語る上で非常に重要な作品だ。上野さんが演じる主人公・野田恵(のだめ)の強烈なキャラクターは視聴者から絶賛されたが、その時の「のだめ感」が今回の「監察医 朝顔」に出演する上野さんに残っていると感じた視聴者が一部にいたようだ。

「ラスト・フレンズ」ではボーイッシュな演技が好評

   なお、上野さんのしゃべり方をめぐっては別の声も上がっている。それは、2008年4月期に木曜22時台に放送された「ラスト・フレンズ」(フジテレビ系)に出演していた上野さんの姿を引き合いに出す声だ。同ドラマで上野さんはバイク競技「モトクロス」の選手役で登場。主演の長澤まさみさん(32)演じる主人公らとシェアハウスで生活する姿が描かれたが、その緊張感あるボーイッシュな役作りが視聴者の間で好評を博した。

   そのためか、当時を思い出したとする視聴者からは、「上野樹里といえば? のだめ? まぁのだめも面白かったけど やっぱり『ラストフレンズ』だよねぇ 衝撃のドラマやったし!」と、当時に思いを馳せるツイートが上がったほか、「のだめカンタービレとラストフレンズ観ると上野樹里の演技の幅すご...となる」と、上野さんの演技力を賞賛する声も併せて上がっている。

   表現の幅が広い上野さんが、今後、「監察医 朝顔」でどのような演技を披露していくかが注目される。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)