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浅野忠信「(投票は)白紙でもいい」 批判殺到も狙い通り?巧みな呼びかけが話題

   2019年7月21日に投開票が行われる参議院選挙をめぐり、俳優の浅野忠信さん(45)が「投票は白紙でもいいんだって」とツイートした。

   ツイートには「こんなことをわざわざつぶやく意味がわかりません」などと批判が殺到したが、真意は何だったのか。

  • 浅野さんのツイッターより
    浅野さんのツイッターより
  • 浅野さんのツイッターより

「流石の策士ですね」

   浅野さんは14日、「投票は白紙でもいいんだって」と暗に白票を促すツイートをした。

   投稿には15日現在で380以上のリプライ(返信)があり、多くは批判が占めた。

「白紙委任を推奨するのやめてくれませんか?」
「こんなことをわざわざつぶやく意味がわかりません」
「何言ってるの?この人、え?本物の俳優さんじゃないよね...?」

   浅野さんは、なぜかこうした批判的な反応を多数リツイートし、その後、「みなさんのたくさんの意見に感謝します。何しろ私は白紙ではなく信じられる候補者を選んで投票に行きます!」と書き込んだ。

   意図的に白票への批判を可視化し、記名投票を促す狙いだったとみられ、浅野さんに対しては、

「流石の策士ですね」
「新手の、『選挙行こうぜ!運動』を見た気がしました」
「浅野さんのツイートのお陰でみなさんの意見を見れて良かったです」

と好意的な反応が相次いでいる。

   浅野さんは公示翌日の7月4日に「俺は勉強できたわけでもないし政治とかいまだにわからないことだらけだけど日本人に生まれたというだけで選挙権を持ててるしかも自分の国を良くしようとするゲームに参加できるこれは面白い!次の選挙が楽しみだ」と投稿し、11日にも「7月21日が投票日か!その日は決められた所でしか投票できないらしいがその日に行けなくても期日前投票ってのが色んなところでできるんだな。身分証明書持ってけばいいんだな!投票すれば変わるというんだからそれを信じてやる!変えろよ」と投稿していた。