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佐野SAで経営陣と対立「加藤さん」 加藤浩次「何か聞いたことあるんだけど...」

   2019年8月16日に放送された「スッキリ!」に出演した極楽とんぼ・加藤浩次さんの発言が視聴者の間で話題だ。

   この日、番組では栃木県佐野市の東北自動車道佐野サービスエリア上り線のフードコートや売店が14日未明から営業を休止している問題を特集。運営会社と従業員間で労使問題が発生しているともされ高い注目を集めているが、この問題に加藤さんが言及した。

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加藤さんと経営陣の対立...!?

   番組では現地を取材したVTRを放送。従業員と経営陣の対立の中で「加藤さん」という従業員が解雇されるも、その処分が撤回されたことや、その「加藤さん」が経営陣の退陣を要求していることを特集した。

   画面がスタジオに転換すると、大きなフリップの前で、現地で取材をした記者と加藤浩次さんが論点を整理。「店舗再開へ向けての話し合いはまだ行われていない」などの論点が出る中、加藤さんは何気ない顔をしつつではあったが、

「『加藤さん』の経営陣の退陣(要求)って、何か聞いたことあるんだけど」
「聞いたことあるって俺が言ったのか。俺か」

と、自らの吉本興業との対立に絡めて言及した。

   まさかの爆弾発言にスタジオ内ではスタッフや出演者の笑い声が噴出。カメラが加藤さんの「困り顔」を大写しにするなど画面がコミカルな雰囲気になるや、加藤さんは「笑い話じゃない。ごめんなさい。すいません」と事態を収拾。すぐに「通常営業」に戻った。

「いけないと思っていても面白すぎて笑ってしまった...」

   加藤さんの自らの身を削るギャグに対しては、視聴者からの反応が続々だ。あるツイッターアカウントからは、「佐野SA問題がスッキリで取り上げられていた間、いけないと思っていても面白すぎて笑ってしまった...」と、スタジオの笑いにつられて笑ってしまったとする声が上がった。

   加藤浩次さんをめぐっては、吉本興業所属芸人の闇営業問題に端を発した経営陣との対立が一時激化。その後、加藤さん自らが提案したという「専属エージェント契約」を結ぶ方針を示すなど、事態は沈静化したのではないかとの報道も多い。

   今回の発言は、騒動をネタにできるだけの余裕が出始めているということなのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)