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「イヒ!」「イヒ学賞!」 旭化成・吉野彰氏のノーベル賞受賞でツイート相次ぐ

   2019年のノーベル化学賞に日本人が選出されたことが10月9日、明らかになった。

   受賞者として発表されたのは、旭化成の名誉フェローの吉野彰さん。ほかの研究者2人と共に化学賞を受賞。受賞理由はリチウムイオン電池の開発と発表されている。

  • 吉野彰さんの経歴(旭化成のサイトから)
    吉野彰さんの経歴(旭化成のサイトから)
  • 吉野彰さんの経歴(旭化成のサイトから)

旭化成といえば「イヒ」

   旭化成のウェブサイトによると、吉野さんは1970年3月に京都大学工学部を卒業。72年3月に同大工学研究科の修士課程を修了し、同年4月に旭化成入社。97年に4月には同社のイオン二次電池事業グループ長に就任し、2005年3月には大阪大学の大学院工学研究科 で博士(工学)を取得。同年10月には同社の吉野研究室の室長に就任し、15年10月には同社顧問、17年10月に同社名誉フェローとなっている。

   日本人からノーベル賞が出たことにより、ツイッターではそれを祝福する声が続々。そのなかでも目立つのが、吉野さんが旭化成の名誉フェローであることと、旭化成のCMでおなじみの「イヒ」という決め台詞を引っ掛けたツイートだ。

   あるツイッターアカウントは、「イヒな人がノーベル賞とってる」と、その偶然性を愛でているほか、「ノーベル イヒ学賞!!!」「旭化成、イヒ! ノーベル イヒ学賞! 吉野さん おめでとうございます」と、「化」と「イヒ」を引っ掛けて喜びを表現している。Yahoo!リアルタイム検索のデータによれば、受賞発表からの1時間足らずで、「イヒ」を含む投稿は400件を突破している。

   旭化成といえば、「イヒ」の決め台詞で有名な操り人形「イヒ!君」が登場するCMを1997年から2006年にかけて放送。同社のウェブサイトのCMアーカイブの「イヒ!君」コーナーを見てみると、10種類のCMが現在でも閲覧可能だ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)