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「いだてん」母校が箱根駅伝本戦へ ネット「快挙すぎる」「金栗四三先生も喜んでるでしょう!」

   第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が2019年10月26日、東京都内であり、優勝の東京国際大学を含めた上位10チームが本戦出場を決めた。

   現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」で登場する主人公の1人・金栗四三の母校・旧東京高等師範学校を前身とする筑波大学が26年ぶりの本戦出場を決め、ネット上では「いだてんの年に筑波大学箱根への切符手に入れるってロマン」など感動の声が上がった。

  • 26年ぶりに本戦出場を決めた筑波大(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
    26年ぶりに本戦出場を決めた筑波大(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
  • 26年ぶりに本戦出場を決めた筑波大(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

16年ぶりの本選出場

   筑波大と箱根駅伝には、深い関わりの歴史がある。筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトや箱根駅伝のウェブサイトによると、東京高等師範学校出身の金栗は、1912年のストックホルム五輪に日本人初のマラソン選手代表として出場。帰国してからは、箱根駅伝の創設に尽力したという。

   1920年に第1回大会が開かれ、東京高等師範学校が優勝を収めた。箱根駅伝の運営に取り組む金栗や第1回大会の様子は、ドラマ「いだてん」でも描かれている。

   筑波大は、1994年の第70回大会への出場(総合20位)を最後に、本戦からは遠のいていた。本戦出場を決めた今年は偶然にも、「いだてん」放送の年。ネット上ではドラマにちなみ、

「いだてんの年に筑波大学箱根への切符手に入れるってロマンだなー」
「『いだてん』が放送した年に筑波大が26年ぶりの箱根ってのはまたドラマティック」
「いだてんの年に筑波大学箱根への切符手に入れるってロマン」

など感動を示す声が上がっていた。ほかにも、金栗と絡め、

「OBの金栗四三先生も喜んでるでしょう!!」
「金栗さん喜ぶね」

といった声もあったほか、2020年のオリンピックイヤーと関連させ、

「2020東京オリンピックが行われる正月の箱根駅伝に金栗四三さんの母校が予選会突破!この奇遇。感激」
「オリンピックイヤーに東京高師が前身の筑波が箱根駅伝に参加。 #いだてん 視聴者にとっても胸熱」

という反応も寄せられていた。

(J-CASTニュース編集部 田中美知生)