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「Qさま」でも魅せた!ラグビー・福岡堅樹選手の頭脳プレー 高学歴タレント相手に見事な駆け引き

   2019年12月23日に放送されたテレビ朝日系のクイズプレゼンバラエティー「Qさま!!」に、ラグビー日本代表WTB(ウイング)の福岡堅樹選手(パナソニック)が初登場した。

   W杯2019日本大会では、「世界の韋駄天」と称される快足を生かし、通算4トライをマーク。日本代表8強進出の立役者となったわけだが、その才能はクイズでも輝きを放った。

  • テレビ朝日系「Qさま!!」でも活躍を見せたラグビー日本代表WTBの福岡堅樹選手
    テレビ朝日系「Qさま!!」でも活躍を見せたラグビー日本代表WTBの福岡堅樹選手
  • テレビ朝日系「Qさま!!」でも活躍を見せたラグビー日本代表WTBの福岡堅樹選手

カズレーザー、宇治原史規、伊集院光ら常連が敗退する中...

   同番組は、知識やヒラメキ...といったさまざまな問題で高学歴タレントが雌雄を決する。ここに、福岡選手は「特別ゲスト」として初登場した。カズレーザーさん、宇治原史規さん、伊集院光さんといった頭脳派芸人が次々と敗退していく中、福岡選手は常に上位をキープ。決勝の上位3人に残り、2位でフィニッシュした。

   福岡選手は、地元でも進学校として名高い福岡高(福岡県)から筑波大へ進学。祖父、父が医師という一家で育った。こういった環境、またプレー中に膝に大けがを負った際に手術を担当してくれた医師に憧れ、「(7人制ラグビーのある)東京五輪後に引退して、医師の道を目指す」ことを明言している。

   また、幼少期からピアノを習い、今でも気分転換に鍵盤へ向かうといった意外な特技を披露したこともある。まさに文武両道を地で行くスターと言っていい。

   とはいえ、クイズ番組では門外漢。司会を務めるアンタッチャブル山崎弘也さんに「でも、大丈夫ですか、いわゆる学力的には? (ボタンを押す)スピードでは負けていられないですよね?」と茶々を入れられたが、予想を裏切る大活躍に周囲も驚きを隠せなかった。

「100円玉の表はどれ?」に思わず...

   一方で、お茶目な一面ものぞかせた。日本代表のエンブレムでもある桜ロゴのポロシャツ姿で出演した福岡選手だったが、「100円玉の表はどれ?」という4拓クイズ(正解は桜)で不正解となり、思わず苦笑い。山崎さんから「桜を外しちゃったんですか?」とすかさずツッコミが入り、「ごめんなさい...」と出演者の笑いを誘った。

   「得点に対する戦略的な鋭さ」も垣間見せた。難しい問題にはあえてボタンを押さず、ライバル同士がつぶし合うのを静観する。そして「ここぞ!」という場面では素早くボタンを押し、正解を導く。

   ラグビーにおいて両翼に位置するウイングというポジションは「狙ったトライは必ず取る」ということが最大のミッションとなるが、ピッチを離れてもその嗅覚を随所に感じさせた。

   福岡選手は番組終了後のツイッターで、

「Qさま見てくれた方ありがとうございましたー! あそこまで残れただけでも奇跡ですが、とても楽しい思い出になりました! (ただ、皆さん早押し早すぎです...笑)」

と、慣れないクイズに苦戦した様子を振り返った。しかしファンからは、

「惜しかったですね ずっと応援してたんですが...。やっぱり堅樹くんは賢いなと改めて感じました」
「お疲れさまでした! 決勝進出さすがです(^ ^) 終始最上段席を守り抜きましたね。 ドキドキしながら観てました。 楽しい時間をありがとうございました 一足早いXmasプレゼントになりました」
「答えをジャッカルされましたね」

といった温かい言葉が寄せられていた。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)