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箱根で区間新2人も輩出! ツイッタートレンド入りの「学法石川」とは?

   区間新記録続出となった第96回箱根駅伝で、福島県の学法石川高校出身選手が2人も記録更新の立役者となった。往路ではエースクラスが集結する2区で相澤晃選手(東洋大、4年)が、復路7区では阿部弘輝選手(明大・4年)が好走を見せた。

   ツイッターでは「学法石川」がトレンド入りを果たし、注目を集めた。

  • 「学法石川」とは
    「学法石川」とは
  • 「学法石川」とは

「なんかジワっときたー」

   学法石川とは、福島県にある「学校法人石川高等学校」のこと(福島県石川郡石川町)。学法石川、学石(がくせき)などの略称で知られ、毎年12月に京都市で開催される全国高等学校駅伝競走大会に男女ともに連続で出場するなど、強豪校として知られている。

   今回の箱根駅伝でも、各大学16人の選手がエントリーされる本大会のチームエントリーによれば、9人の選手が学法石川出身だった。

   復路7区の中継では阿部選手が5位から区間新で追い上げを見せるなか、前にいた学法石川出身の真船恭輔選手(東京国際大、4年)と併走する場面も。 「同じ舞台で一緒に走れてうれしかった」

と、インタビューに答える阿部選手。母校の仲間と走ることができたことに喜びを感じていたようだ。

   選手たちの箱根路での活躍を見て、ツイッターでは、

「学法石川の黄金世代もそういやラストなんやなぁ」
「今回の箱根駅伝、学法石川出身の選手がたくさん出てる。福島出身者が頑張ってるんだなぁと、なんかジワっときたー」

との声が上がり、話題を呼んでいる。

19年の全国高校駅伝でも男子5位、女子22位の結果を残した学法石川。台風19号の影響で練習場所のグラウンドやクロスカントリーコースが使えなくなるなど、不利な状況となったが、意地を見せた。

ちなみに、箱根駅伝の常連校、東洋大の酒井俊幸監督も同校の出身だ。