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ラグビー・田中史朗選手の息子はパパそっくり 「はじめてのおつかい」登場で反響

   いつもは「泣き虫」のラグビー日本代表・田中史朗選手(キヤノン)が、息子の前では涙を見せなかった。

   2020年1月6日に放送された日本テレビ系「はじめてのおつかい!2020年 爆笑!30年記念スペシャル」に、ラグビー日本代表SH田中史朗選手の息子・真央くん(撮影当時、3歳3カ月)が登場した。普段は「泣き虫」で知られる田中選手だが、息子の初めての「トライ」には、涙を封印。父親らしい一面を見せた。

  • インタビューに答える田中史朗選手(2019年11月撮影)
    インタビューに答える田中史朗選手(2019年11月撮影)
  • インタビューに答える田中史朗選手(2019年11月撮影)

智美夫人「あのままのミニチュア」

   目元、鼻筋、輪郭、髪型...。真央くんは、田中選手をそのまま「縮小」した男の子だった。身長166センチの田中選手は若かりし頃、近所の小学生に「お前、どこ小(学校)?」と聞かれたことがあるといい、以来、トレードマークでもある口ヒゲ、あごヒゲを生やすようになった。ただでさえ小柄で童顔な田中選手と、瓜二つの真央くん。智美夫人も、

「(田中選手)あのままのミニチュア」

と笑った。スタジオにいたお笑いコンビのフットボールアワー後藤輝基さんも、

「そっくりやな~」

   ネット上にも、

「お父さんの田中選手とめっちゃ似てるよね」
「田中選手の息子くん、そっくりだったぁ そして、とても可愛かったぁ」

といったコメントが寄せられた。

   そんな真央くん、母である智美さんに頼まれたのは、田中選手の体作りに重要な「コラーゲン」だった。智美ママから「コラーゲン。言ってみて!」と何度も言われ、真央くんは「コラーゲン、コラーゲン」と、呪文のように唱えた。向かうのは、家の真向かいにある精肉店。距離にして約30メートルほどだった。しかし、買ってきたのは「豚の肩ローススライス」。これには田中夫妻も苦笑いするしかなかった。結局、家の前の店でコラーゲンを買うのに34分もかかってしまった。

「パパ、信じているからね」

   だが「小さな巨人」こと田中選手は、真央くんに「おつかい」第2段を発注する。

「泣き虫じゃない男になってほしい。パパ、真央を信じているからね」

   今度は少し離れたスーパーへ、パパの大好きな「チキン南蛮」用の鶏肉、付け合わせのキャベツ、マヨネーズを頼んだ。真央くん、鶏肉とキャベツは無事に買えたものの、マヨネーズを忘れ、なぜか頼まれてもいない大根を購入。94センチ、13キロの真央くんは小さい子にありがちな「大根をズリズリ引きずる」格好で帰宅。これには、田中選手も笑って抱きしめるしかなかった。

   「小さな小さな巨人」の大きな大きな冒険。ラグビーファンならずとも、温かい気持ちになったのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)