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松本人志、紳助さんにラブコール 「僕と一緒にやってほしい。YouTubeじゃなくても...」

   ダウンタウンの松本人志さんが、2020年1月19日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、11年8月に芸能界を引退した島田紳助さんに共演の「ラブコール」を送った。

   きっかけは、タレントのmisonoさんのYouTubeに紳助さんが登場したことだった。紳助さんは「クイズ!ヘキサゴン」(フジテレビ系)で司会やプロデュースを行った経緯もあり、同番組から巣立ったmisonoさんが自身の「YouTubeに出てほしい」と依頼したことに端を発する。

  • 島田紳助さんについて語った松本人志(2016年撮影)
    島田紳助さんについて語った松本人志(2016年撮影)
  • 島田紳助さんについて語った松本人志(2016年撮影)

松ちゃん「8年半前、深夜にメールをいただいて」

   ワイドナショーでの発言によると、松本さんは2011年8月の紳助さん引退以来、連絡も取っていないそうだ。8年半ぶりに「動く」紳助さんを見たという松本さんは、

「(misonoさんが投稿したYouTubeについて)僕は見ていないんですよ。紳助さんのトークだけなら見たいですけど、misonoがうるさいやろうなって思って」

と、笑いながら先輩と後輩に気を遣った。

   お笑い界のトップを走り続ける松本さんは、紳助さんを「兄さん」と慕う。松本さんの著書『遺書』(朝日新聞社、1994年)の中にも、紳助さんを評して「こんな天才はいない」という主旨の文章を綴っている。実際、「松本紳助」「松紳」(日本テレビ系、2000年~2006年放送)でも共演し、息の合ったトークを披露していた。

   反社会的勢力とのつながりが明るみになり、紳助さんが芸能界を引退したのは2011年8月のことだった。松本さんは同番組内で、

「(8年半前の)深夜にメール、いただいて。『オレ、辞めることにしたわ』って。殴られたような衝撃だった」

と当時を振り返った。

MC東野の発言に「だからこそ、だからこそですよ」

   一方、同番組の司会を務める東野幸治さんは、引退後の紳助さんに何度か会ったったと言い「見た目も、おしゃべりのスピードも変わっていない。『貯金を計算したら、オレ、あと530年しか生きられへん』っておっしゃって」と、そのジョークと話術の健在ぶりを認めた。それを聞いた松本さんは、

「だからこそ、だからこそですよ。(紳助さんが)このまま表に出なくていいのかなって。(YouTubeのように)こんなに単純に流れるなら、僕と一緒にやってほしい。YouTubeじゃなくても、普通にやりたい」

と、兄貴分のメディア復活を願った。しかし、自分から呼びかけることに関しては、こう語る。

「オレはちょっと厳しいよ...。もし歩いていて、向こうから(紳助さんが)来たら一旦、隠れるかな(笑)。でも大先輩ですし、この方がいなかったら、今、ここにいないと思いますし」

   才能あふれる大先輩・紳助さんと共演できる日を楽しみにしていた。

(J-CASTニュース編集部 山田大介)