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さんま驚愕の気象予報士 その極端な「捨てる」生活とは

   2020年1月28日に放送された「踊る!さんま御殿」(日本テレビ系)で、同番組に出演した気象予報士の小林正寿さん(31)が、その驚きの生活習慣を明かした。

   同番組はお笑い芸人の明石家さんまさん(64)が司会を務め、ひな壇に座る多数のゲストと共にトークを繰り広げるバラエティー番組。この日のテーマは「片付け上手捨てる人vs片付けが苦手捨てられない人」で、呼ばれたゲストは「捨てられる芸能人」と、「捨てられない芸能人」に分かれて、さんまさんとのトークを繰り広げたが、「捨てられる芸能人」として出演した小林さんのトーク内容が、実に個性的なものだったのだ。

  • お笑い怪獣の明石家さんまさんも驚いたその生活とは!?
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「家には布団がないんです」

   番組序盤、女優の橋本マナミさん(35)が、緊張感のある収録の際などには逆にヨレヨレの下着を着ていくと、お守りのように感じられて安心するというトークを展開する中、突如、「僕、ダウンコート来て寝てます」と明かした小林さん。トークの流れを完全に無視した割り込みぶりにポカーンとするさんまさんを尻目に、小林さんは発言の真意として、「家には布団がないんです」と明かしたのだった。

   耳を疑うようなトーク内容にスタジオ内が失笑に包まれると、小林さんはさらに「布団で寝ていると、その最中に鼻血が出てしまう」がゆえに布団を捨て、その結果、フローリングにダウンコートを着た状態で寝る習慣ができたと説明。この不思議な習慣に対し、さんまさんはあきれ気味に、「君、何を言うてんの?」と問いかけるなど、その不思議キャラぶりが炸裂する結果となった。

「回鍋肉を作る際には肉は手でちぎる」

   生活していく上で最低限度とも思われる布団がないことを明かした小林さんだったが、番組中盤でも小林さんの「ミニマリストぶり」が光った。何でも、カーテンがないので夏には家の中にカブトムシともカナブンともつかぬ虫が大量に家の中に入ってくるのだという。

   さらに、「自宅に包丁がない」ことも明かした小林さん。それでも料理はするとのことで、「回鍋肉を作る際には肉は手でちぎる」「長ネギは犬歯で噛んで傷をつけ、手で引きちぎる」と、仰天の調理法を明かした。これに対し、さんまさんは真顔で、「お前、今日のオンエアで『ZIP』降ろされるぞ」と突っ込んだほか、「社会不適合者やて、お前」と小林さんをイジったのだった。

   すると、小林さんはほかにも、「作った回鍋肉は炊飯器の中のご飯に直接乗せて食べる」と、皿を使わずに食べられる方法で回鍋肉を食べたと公表。加え、日々の食習慣として、「ご飯は3合炊き、2時間ぐらいかけてまとめて食べる」とも明かした。このエピソードには、他の出演者から「ご飯を冷凍すれば?」との指摘がなされたが、小林さんは「ご飯の冷凍ってどうやるんですか?」と、その方法には全く関心がないことを示すなど、「ミニマリストぶり」に不思議さを加えたキャラに対し、スタジオ内は大爆笑に包まれたのだった。

「最低限度の生活」を断捨離した芸能人は他にもいた!

   これらの仰天エピソード次々と飛び出した「さんま御殿」だったが、必要最低限の物品すら自宅に置かない芸能人のエピソードにさんまさんが触れるのは、これが最初ではなかった。

   2016年、同じくさんまさんが司会を務める「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)にタレントの島崎和歌子さんが出演したが、この際、島崎さんは自宅について、「家にあるものは何でも捨てちゃう」と仰天告白。さらに、天井の電球も抜いて生活しているため、夜は真っ暗な中で生活しているのだという。このため、さんまさんは島崎さんに、「お前、終わったな......」と、「人生終了」を宣告したのだった。

   また、スタジオ内では専門家から、「『片付けると幸せになる』という考えが過激化して、『片付けないと不幸になる』という考えに陥っている」と、その行き過ぎぶりを指摘されたのだった。同様の話は、島崎さんが2019年に「さんま御殿」に出た際にも行っており、その「ミニマリストぶり」は徹底したもののようだ。近年は断捨離がブームになるなど、家に置く物品を極力減らそうとする人も多いが、時に、その断捨離の極端な例に驚きの声が上がってしまうのは、無理からぬことなのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)