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「私たちは離婚も不倫もびっくりしないし」 ビートたけし再婚めぐる「ジェネレーションギャップ」

   お笑い芸人のビートたけしさん(73)が再婚していたことが2020年2月8日に明らかなった。スポーツニッポンを皮切りに、スポーツ各紙が報じた。お相手はたけしさんの所属事務所の取締役を務める18歳年下の女性だという。

  • ビートたけしさん(2015年撮影)
    ビートたけしさん(2015年撮影)
  • ビートたけしさん(2015年撮影)

和田アキ子「たけちゃんも不倫じゃない?」「それ、話題になんなかったね」

   たけしさんは19年に妻の幹子さんと離婚。73歳にして再婚したとあってネット上ではたけしさんに対してさまざまな声が上がっている。あるツイッターアカウントは、「たけし再婚したんだね おめでとう」と祝福しているほか、別のアカウントは「たけしさん73歳で再婚か~ 元気やな~」と、そのバイタリティーを称賛。さらに別のアカウントは、「たけしの結婚する人と同じ歳だ! この人と再婚したくて、すべてを捨てて離婚したんだ。そのくらい愛されてみたい」と、再婚相手に憧れたとする声も上がっている。

   その一方で、「よく考えたら、たけしさん、不倫の末の再婚だよな なんで世間からバッシング受けないんだ?」と、たけしさんに対して上がる祝福の声に疑問を呈する向きも。たけしさんをめぐっては、今回の再婚相手との交際を伝える報道は14年に「週刊文春」が報じたのをきっかけにその後も続き、18年にはたけしさんが「オフィス北野」を退所する際に影響力を行使したといった報道も目立った。このため、「たけしって去年離婚したと思うねんけど、不倫として叩かれないのか? 東出昌大との違いはなんなんかしら」と、不倫が厳しく批判された俳優の東出昌大さん(32)を絡めて疑問を呈する声も上がっている。

   実際、2月8日午前に放送されたラジオ番組「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)では、パーソナリティーを務める歌手の和田アキ子さん(69)が「よく考えたら、え? (前妻と)もめたとき付き合ってたんだから、たけちゃんも不倫じゃない?」「それ、話題になんなかったね」と指摘していたほどだ。

「少し調べてからツイートしろよ」

   これらの声が上がる一方で、ネット上を見渡してみると、たけしさんの今回の再婚については不倫の要素はあると感じつつも、それを問題視しない声もある。あるツイッターアカウントは、「私たちの年代はたけしさんの離婚も不倫もビックリしないし、マスコミだって知ってたでしょ?もう何年も別居結婚生活してきた人だし」と、さして問題はないとツイート。また、別のアカウントは、「『東出は騒いでたけしの不倫は何も文句言われないのか!』とかいう馬鹿は少し調べてからツイートしろよ」と、非常におかんむりの様子だ。

   これらの声が上がる背景としては、たけしさんの前妻との結婚生活について、当初から別居状態だったとする報道が相次いできたからだとみられる。このため、たけしさんの若い頃を知る視聴者とそうでない視聴者との間で、たけしさんの再婚についての見方が真逆になってしまっているようだ。事実、「たけしって一途なイメージだったけどバツついてたのね」と、これまでのたけしさんの私生活についての報道について知らなかったとする声も上がっているほどだ。たけしさんの再婚をめぐって、その反応にジェネレーションギャップが出ているのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)