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「臨時休校」でスーパー「ライフ」営業時間短縮 大手百貨店は休業決定も

   新型コロナウイルスの感染拡大で、全国のテーマパークや動物園をはじめ娯楽施設が次々と休園を決定した。スーパーや百貨店といった日常生活と関連の深い施設にも、影響が出始めている。

   2020年2月29日、スーパーマーケットチェーン「ライフ」を展開するライフコーポレーション(本社:大阪市淀川区、東京都台東区)は、3月2日~31日の期間において、店舗の営業時間を短縮すると発表した。

  • 営業時間を短縮する「ライフ」
    営業時間を短縮する「ライフ」
  • 営業時間を短縮する「ライフ」

「学校の休校等に伴う店舗人員状況」を鑑みて決定

   ライフコーポレーションの発表資料によれば、営業時間の短縮は「学校の休校等に伴う店舗人員状況」を鑑みた結果、実施される。「安全かつ安定した店舗運営への対応」のためだ。

   営業時間短縮後は全店10時開店となる。店舗の状況によりさらに変更される可能性もあるという。閉店時間は各店ごとに変更され、3月1日に店頭やウェブサイトに掲示される予定だ。

   同社はこのほか、3月4日~10日の期間、商品の安定供給と混雑緩和を目的に、チラシ広告による販売促進を自粛することも発表している。

大丸松坂屋百貨店は臨時休業

   新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休業や営業時間の短縮は、すでに複数の百貨店でも発表されている。

   大丸松坂屋百貨店は3月3日、10日、17日、24日に全店を臨時休業とする。利用客への安全安心な買物環境の提供や、「従業員の心身の健康維持、感染リスクの低減」を理由に挙げている。

   高島屋は2月28日~3月17日の期間、利用客および従業員の健康と安全確保の観点から、一部商業施設で営業時間を短縮。

   京王百貨店は3月2日~18日の期間、新宿店のレストラン街含む全館の営業時間を11時~20時に短縮する。