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ソフトバンクG、最大4.5兆円の資産売却 2兆円の自社株買いも

   ソフトバンクグループは最大4.5兆円の保有資産の売却・資金化を行うと2020年3月23日に発表した。

   発表によると、資金化の目的は自己株式取得(自社株買い)と負債の削減という。13日に発表した5000億円に追加して最大2兆円の自社株買いを行うとしており、合わせると2.5兆円になる。同社株が本質的な価値よりも過小評価されて取引されているとして、発行済株式総数の45%の株を取得するという。また、残額を社債買入れなどによる負債の削減や、現預金残高に充てる。これらの取引は今後4四半期にわたって行われる。

   代表取締役会長兼社長の孫正義氏は、

「このプログラムは当社史上最大の自己株式取得であり、さらに過去最大の現預金等の増加につながるもので、当社の事業に対する揺るぎない自信に基づくものです。くわえて、このプログラムによって当社は、負債の削減を通じてバランスシートを強化します」

と発表の中でコメントしている。