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らんま1/2、lainからRe:ゼロまで... 栗山千明のアニメ好きが「ガチ」だとわかる、その視聴遍歴

   女優の栗山千明さんは、第一線で活躍し続ける俳優の中でもトップクラスのアニメ・ゲーム・マンガのオタクとして有名だ。

   2020年3月23日にツイッターアカウントを開設して以降、しばしば好きなアニメについてのツイートをしている栗山さんだが、それらを分析すると、栗山さんの筋金入りのオタクぶりが見えてくる。

  • こちらはツイッターで栗山さんが公開したグッズ類
    こちらはツイッターで栗山さんが公開したグッズ類
  • こちらはツイッターで栗山さんが公開したグッズ類

「世界観が好きだった」1998年の作品とは

   3月30日の栗山さんのツイートによれば、「小学生の低学年の頃は『シティハンター』や『キャッツアイ』『らんま1/2』『うる星やつら』などを再放送やレンタルビデオを含め、よく観てました」とのことである。

   90年代のアニメでは「スラムダンク」「幽遊白書」「スレイヤーズ」「新世紀エヴァンゲリオン」なども観ていたという。いずれも当時のヒット作で、1984年生まれの栗山さんにとっては、アニメ好きとして順当な道を歩んでいたといえるだろう。高橋留美子さんの作品では、「境界のRINNE」も見ていると2016年にNHK「スタジオパークからこんにちは」出演時に話しており、高橋さんの作品が好きなのは一貫しているようだ。

   また4月1日に栗山さんは「Serial experiments lain」の世界観が好きだったとツイートしている。1998年にゲームとアニメが同時進行で制作・放送されたコンテンツで、コンピューターが高度に発達した世界を舞台に展開され、コアなファンが多い。当時栗山さんは中学生だが、「エヴァ」や「スレイヤーズ」に比べるとニッチなチョイスではないだろうか。

ラノベ・Key...止まらぬ博学ぶり

   直近の作品もウォッチを欠かしていない。「『ガヴリールドロップアウト』や『小林さんちのメイドラゴン』」が大大大好きな私」(4月13日)とつぶやき、一番熱中した作品は「Re:ゼロから始める異世界生活」とのことだ。ライトノベル原作の「Re:ゼロから始める異世界生活」を始め、いずれも2010年代後半に放映された作品で、またシリアスより娯楽寄りの作品だ。

   かと思えば4月27日には、

「まだ見たことがない泣ける系のアニメを見たい気分です。「あの花(註: あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)」「とらドラ!」「Angel Beats!」「CLANNAD」的なオススメあったら教えて下さい。キャラ的には「とらドラ!」の大河が好き。手乗りタイガーかわぇぇ(*´∀`*)」

   と投稿。「とらドラ!」はラブコメ、「Angel Beats!」「CLANNAD」は、視聴者を泣かせる描写で評価の高いゲームブランド「Key」系列の作品で、Key系列では他に「Kanon」「Charlotte」も好きで視聴していたそうだ(4月28日のツイートより)。

   他にも興味を持っていると言及したアニメは「邪神ちゃんドロップキック」「SHOROBAKO」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」「氷菓」「夏目友人帳」「新世界より」など。ここまでざっとリストアップしてみても、90年代から30年近くアニメに親しんでいる中での栗山さんの博学ぶりがうかがえる。 もっとも、多忙な中でも毎クール全てのアニメを録画しているという栗山さんにとって、これでもお気に入りのほんの一部かもしれない。芸能界屈指のアニメオタクぶりは、ツイッターでのユーザーとの交流にも発揮されているようだ。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)