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木下優樹菜に「TKO木下と組んだら?」提言も 「2人でYouTuber」の損得を徹底検証

   活動再開を発表してから1週間足らずで引退を発表するという急転直下ぶりに驚きが広がっている木下優樹菜さん(32)の引退劇。一夜明けた2020年7月7日になっても驚きの声はネット上を駆け巡っているが、そんな木下さんに対し、ある人物とのコラボを勧める声がネット上で上がり始めている。

  • 木下優樹菜さん(2008年撮影)
    木下優樹菜さん(2008年撮影)
  • 木下優樹菜さん(2008年撮影)

「bad評価と話題性から復活出来るな」

   あるツイッターアカウントは、「ユッキーナちゃんねる開設 TKO木下さんと木下コラボまで予想できるわ」と、木下さんのYouTuberデビューを予測するツイートを行っているほか、別のアカウントは、「木下優樹菜がYouTuberになったら、TKO木下と組んでW木下として活動すりゃいいんじゃね?」と、木下さんは芸能界を引退した後は「TKO」の木下隆行さん(48)とタッグを組むことを「進言」。さらに別のアカウントも、

「木下優樹菜はYouTuberデビューしてTKO木下とコンビを組めばbad評価と話題性から復活出来るな」

と、やはり、木下さんにTKO木下さんとのコラボを勧めている。

   これらのアカウントが挙げているTKO木下さんといえば、4月1日にYouTubeにチャンネルを開設。その後はコンスタントに動画を投稿しているが、YouTuberデビューのきっかけは、後輩芸人に対するパワハラ報道が出るなか、所属先の芸能事務所を退所したことだった。そのTKO木下さんと組むことを木下さんに勧めるのだから、随分と思い切った提案であると言えよう。そこで、今回はこの2人がコラボした際にどのような展開があり得るかについて考察していこう。

「トラブルで芸能界を追われた」というスキャンダラスな共通点

   まず、そもそも、なぜ木下さんに対し、TKO木下さんとのコラボを勧める声が上がっているかだが、これはもう、当然に「同じ苗字である」という点に加え、「トラブルで芸能界を追われた」という印象を持たれている共通点があるからだろう。

   となると、木下さんが今後、YouTuberデビューするとすれば、それは、今までのキャリアの延長線上にある転身だと言えるだろう。そう考えると、「同じ苗字である」というキャッチーさに加え、「トラブルで芸能界を追われた」というイメージの共通点がある以上、YouTubeのユーザーに与えるインパクトは非常に大きなものとなることが予想され、「ダブル木下」のデビューは「鮮烈な」ものになることが予想される

2人の利害は一致しない!?

   次に、仮にこの2人が組む場合における、それぞれにとっての損得を考えてみよう。まず、木下さんはその引退の引き金となった「タピオカ騒動」がまだ解決しておらず、問題解決の前のYouTuberデビューは大炎上必至であり、現在2人の子供を育てる「ママタレ」である木下さんが大炎上するのは、本人の今後にとって大きなマイナスとなるだろう。ゆえに、性急なデビューは禁物である。

   一方のTKO木下さんだが、木下さんとコラボした場合、「アンチ優樹菜」からの執拗な攻撃により、やはり、大炎上が予想される。ただ、TKO木下さんについては、YouTuberデビューの際の謝罪動画の大炎上ぶりが大きな話題になるなど、「大炎上キャラ」が定着し始めているとでも言える状況になっているとは言えないだろうか。もはや、大炎上に対する「耐性」が付き始めているTKO木下さんであれば、大炎上で再生回数が増えるという状況もすでに「オイシイ」と考えても不思議ではない。

   加え、TKO木下さんのチャンネルの昨今の状況を見てみると、デビュー動画こそ再生回数が439万回(7月7日昼過ぎ時点)を誇っているが、その後の動画の再生回数は概ね右肩下がり。直近1か月の動画9本中、8本は10万回に届いておらず、「息切れ感」は否めない。そう考えると、今すぐのコラボ実現がTKO木下さんにとってはプラスになりそうだ。

   つまり、現時点でのコラボは木下さんにとってはマイナス、TKO木下さんにとってはプラスということで、利害が一致しないということになる。というわけで、現時点でのコラボはやめておいた方が良いのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)