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サッカーファン、ヒヤヒヤ→安堵→次の心配 DAZN「CL・EL」配信めぐる最新情勢

   スポーツ動画配信を手掛ける「DAZN」が2020年7月31日、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)を決勝まで予定どおり配信すると発表し、サッカーファンの安堵の声が広がった。

   DAZNとCL・ELをめぐっては米ブルームバーグが28日、アジアでの放送契約が早期終了する可能性があると報道。日本でも人気の大会だけにファンの動揺が広がり、ツイッターでは「DAZN」がトレンド入りしていた。

  • DAZNヘルプのツイッターへの投稿
    DAZNヘルプのツイッターへの投稿
  • DAZNヘルプのツイッターへの投稿

配信スケジュールは随時番組表にアップデート

   ツイッターアカウント「DAZNヘルプ」は31日、「【配信予定のお知らせ】DAZNは、2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ及びUEFAヨーロッパリーグを、決勝まで予定通り配信いたします」と発表。「配信スケジュールは随時番組表にアップデートされます。お待たせしており申し訳ございません」と今後情報を更新していくとした。

   欧州各国リーグの前年上位クラブのみが参加し、国を越えて欧州最強クラブを決めるCL・ELは、世界的に人気が高い。例年は9月(予選も含めれば6月)から翌年5月までの1年をかけて開催されるが、今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月を最後に大会は中断した。

   一方、ブルームバーグは7月28日、スケジュールの大幅変更を理由に、DAZNがアジアでのCL・ELの配信契約を早期終了することを模索していると報じた。DAZNがブラジルではすでにセリエA(イタリア)の配信をやめたことも紹介。DAZN最高幹部らは、より構築したい市場と、削減したい市場とを見極めようとしているという。

   CLは8月にいよいよ再開予定となっていただけに、報道は日本のサッカーファンにも動揺を広げた。実際にDAZN上で、大会一覧にあったCLがなくなり、公式ツイッターでもCL関連の動画が閲覧できなくなっていた。その中で配信決定が発表されたことで、ツイッター上では、

「そうだろうと思ってたよ!(ヒヤヒヤ)」
「とりあえずはおけ! 直近一番の楽しみが残ってよかった」
「DAZNを信じてました」
「安心! やっぱりDAZNって神だわ!」

と安堵する声が続々とあがった。

「来季の放映も期待してるよ」

   先の発表の約1時間後にはDAZN公式サイト上で、今季CLの日程、配信予定、得点ランキングなどをまとめた記事を公開。8月8日再開のラウンド16から、同月24日の決勝までDAZNで配信することを改めて明示している。

   一方、先のDAZNヘルプでの発表が「19-20シーズンの...」としていることもあって、ツイッター上では、

「来季の放映も期待してるよ」
「2020-21シーズンはどうなるのかな?」
「問題は来シーズン。笑」

と、来季以降の配信についてなお心配する声はある。