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「はじめての浜崎あゆみ」プレイリストから厳選した、より初心者向けの6曲

   歌手の浜崎あゆみさん(41)が2020年8月1日に行ったツイートがファンの間で話題だ。

   「Apple Musicにて『はじめての浜崎あゆみ』がアップデートされております @AppleMusicJapanさんありがとうございます」と「はじめての浜崎あゆみ」なるものを紹介した浜崎さん。「新曲『Dreamed a Dream』も追加されているので是非聴いてみてくださいね」と、7月31日に配信が始まった自身のシングルをアピールしている。

  • ファン以外がターゲットと思われる「はじめての浜崎あゆみ」
    ファン以外がターゲットと思われる「はじめての浜崎あゆみ」
  • ファン以外がターゲットと思われる「はじめての浜崎あゆみ」

「初心者さん向けのセットリストなのかな?」

   「はじめての○○」というフレーズは良く見聞きするものだが、それに「浜崎あゆみ」が当てはめられているのは実に異例なこと。そこで、ツイートに貼られたリンクをたどっていくと、「Apple Music」のページが表示され、ページのタイトルは「はじめての 浜崎あゆみ」。内容は、浜崎さんの最新曲である「Dreamed a Dream」と7月5日に配信が始まった「オヒアの木」に加え、「M」「Boys & Girls」「evolution」といった浜崎さんの往年の名曲25曲を加えた27曲を集めたプレイリストが表示されている。

   どうやらこれは、長年にわたってファンを続けている人々というよりは、これまで浜崎さんの楽曲を聞いたことがない人々に向けたプレイリストのようだ。このため、浜崎さんのツイートには「初心者さん向けのセットリストなのかな?過去の曲と今の曲が組み合わさっていて、いろいろなあゆの歌声や歌詞を感じられて良いね」といったリプライが続々と寄せられている。

   そこで、J-CASTニュース編集部では、プレイリストに上がっている27曲のうち、特に初心者にお勧めであると判断されるものを勝手にリストアップすることにしてみた。

初期の名曲から、現在につながる楽曲まで

●伸びやかな歌声が印象的な「TO BE」「Boys & Girls」

   初期の伸びやかな歌声が聞きたい場合は「TO BE」「Boys & Girls」がお勧めだ。両曲はそれぞれ1999年の5月と7月に発売されており、初期の浜崎さんの代表曲と言えるもの。歌われている内容はドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系=放送終了)から察するに、両曲共に浜崎さんが自身と松浦勝人会長についてと思われる内容で、スターの座に駆け上がる浜崎さんと、それを応援する松浦会長が描かれているとファンの間で語り継がれている。

●初期の浜崎さんらしさを残す最後のシングルとも言われる「HEAVEN」

   「HEAVEN」は浜崎さんがデビューしてから7年後となる2005年に発売されたシングル。デビューから時がたつにつれ、徐々にロックンロール調の曲が増える中、「悲しみ」がテーマとなった、初期の浜崎さんらしさが残る作品としてファンからの人気が高い曲であり、初心者向けの曲と言えるだろう。この曲以降、浜崎さんが出すシングルやコンサートで歌う曲はさらにロックンロール調のものが多くなったと言われており、初期の浜崎さんらしさを残す最後のシングルと指摘する声もあるほどだ。

●近年の浜崎さんの声質である「かすれ感」が楽しめる楽曲

   デビューから13年後となる2011年に発売されたミニアルバム「FIVE」に収録された「progress」は、ベテランの風格を漂わせる、ややしゃがれた声が印象的。近年の浜崎さんの声質である「かすれ感」が楽しめる楽曲であり、前述のものと聞き比べるにはうってつけの楽曲だ。なお、同曲は「PlayStation 3」用のゲーム「テイルズ オブ エクシリア」(バンダイナムコゲームス)の主題歌に採用されており、その点も話題になった作品だ。なお、「はじめての浜崎あゆみ」には「テイルズ オブ エクシリア2」(同)の主題歌に採用された「song 4 u」(2012年発売のミニアルバム「LOVE」と2013年発売のアルバム「LOVE again」に収録)もリストアップされており、こちらも「かすれ感」が楽しめる楽曲となっている。

●つんくさんとのデュエットが話題を呼んだ「LOVE〜since 1999~」

   最後に紹介するのは「LOVE〜since 1999~」。同曲は浜崎さんが1999年4月に発売したシングル「LOVE〜Destiny~」のカップリング曲であり、プレイリストの中では最も古い時期に発表された曲だ。同曲では浜崎さんが「シャ乱Q」(2015年に活動休止)のつんくさんとデュエットを実現させたことで大きな話題を集めた作品であり、自らをプロデュースしているわけではないつんくさんとデュエットを実現させたとして大きな驚きをもって迎えられた曲だ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)