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「世間に見つかってない曲を届けたい」 読売テレビ・佐藤佳奈アナが「アイドルソング」を踊る理由

   朝のニュースの天気予報で、アイドルの曲とともに元気を届けているのが大阪・読売テレビの佐藤佳奈アナウンサー(2019年入社)だ。出演日には必ずアイドルの曲を紹介、お盆期間にはキレのあるダンスを披露してみせた。

   本人も筋金入りのアイドルファンであり、その愛の強さが視聴者にも伝わりつつある。佐藤アナにこのコーナーを思い立った理由やこだわりを聞いた。

(聞き手・構成 J-CASTニュース編集部 大宮高史)

  • 「『アイドル天気』のために今もアイドルソングを勉強中です」と語る読売テレビの佐藤佳奈アナウンサー
    「『アイドル天気』のために今もアイドルソングを勉強中です」と語る読売テレビの佐藤佳奈アナウンサー
  • 「『アイドル天気』のために今もアイドルソングを勉強中です」と語る読売テレビの佐藤佳奈アナウンサー

その日の天気にあった名曲を

   「さかな」の愛称でも呼ばれる佐藤アナ。読売テレビの朝のニュース番組「す・またん!&ZIP!」のお天気コーナーに毎週金曜日に出演し、「さかなのアイドル天気」と名付けたコーナーで予報とともに様々なアイドルソングを紹介してきた。

   さらに夏休みを取った虎谷温子アナの代理で3日間出演した2020年8月10日~14日の週は「ハロプロダンススペシャルウィーク」としてハロー!プロジェクトの楽曲を踊り、反響を呼んだ。この時選んだ「夢見る15歳」(スマイレージ)、「Ice Mermaid」(Buono!)、「夏DOKIリップスティック」(矢島舞美さん(℃-ute)のように、あえてグループの超有名曲ではなく、世の中に知ってほしい曲を選んできたことも佐藤アナのこだわりだ。

――8月のハロプロ特集はハロプロファンにも好評でした。そもそもどういうきっかけで始めたのでしょうか?

佐藤: 「す・またん!」のお天気コーナーは代々先輩アナの皆さんも特技を披露するコーナーを持っていました。それで私が担当することになって、何をやろうかなと考えてアイドルが好きなので天気にまつわるアイドルソングを連想したんです! 入社して大阪に来て、散歩の時間に「春のお天気ならこんな曲」とか、「曇りの日ならこんな曲が聴きたいな」と、天気に合う曲をセレクトして聴いていましたので。その日の天気にまつわる曲をお届けできたら、新鮮な気持ちで見てもらえるかなと思って始めました。

――始まったのは今年の4月からですね。最初はどんな感じだったんでしょう?

佐藤: 最初に紹介した曲は4月3日、℃-uteさんの「桜チラリ」でした。(メンバーの)鈴木愛理さんが全てのアイドルの中で一番好きな方で、初めて雨の天気予報を担当した日には鈴木さんの(雨の日が歌詞にある)「通学ベクトル」を使わせていただきました。それからも私もたくさんのアイドルさんを勉強しつつ。小芝居ができる曲、コールやクラップで盛り上がれそうな曲を紹介してきました。

AKBもアイマスも...知ればどのアイドルも尊い

――本格的に踊ってみせたのは「ハロプロダンススペシャルウィーク」が初めてだったのですか?

佐藤: はい。それまでもマネしやすい簡単な振付の曲を使ったりはあったのですが、3日間出演の機会をいただいたので、ちょっとおふざけのようにやってみてもいいのかな、と。アナウンサーが踊るのもどうかなと思いましたけど(笑)。もちろん本番は失敗できませんから、本気で振付も覚え直したりしました。ライブ映像で細かくチェックもして。

――入社前からアイドルがお好きだったんですね。

佐藤: 最初AKB48さんを好きになって、その後ハロプロさんなども好きになりました。大学時代はアイドルのコピーダンスサークルにいましたが、全国大会で優勝を目指すには推しているグループの曲を踊るだけではだめです。ダンスの幅を広げるべく聴いたことのなかったアイドルソングも知るたびに、もうどのグループも尊いなって。これからも「アイドル天気」のためにレパートリーを広げていきます。

――それにしても、本当に幅が広いですね。ハロプロだけでなくAKB48のユニット曲、SUPER☆GiRLSにアイドルマスター...。今日(取材日の8月21日)の放送も「アイドルマスターシンデレラガールズ」の「サマカニ!」でした。

佐藤: 私の弟がアイマスが大好きで、その影響で私も詳しくなりました。家の中にもポスターがあるんですよ(笑)。曲も弟から教わりました。季節に合う曲、特に夏の曲はいろんなアイドルにありますから。

「それな!」あえてマイナー曲を選ぶオタク心

――おかげで、曲を披露してもらえたアイドルのファンからは好評のようです、SNSで放送エリア外にも伝わっています。

佐藤: 私も一アイドルオタクとして実感するのですが、地上波のテレビで流れそうにない曲が流れたら、すごくテンション上がるんですよね。8月11日に踊った「Ice Mermaid」(Buono!)は、ライブでもなかなか歌唱されない曲なのですがあえて選びました。それで「普段聴けない曲が流れた!」って朝からテンションが上がってくれたら嬉しいですよね。同じドルオタとしてマイナーな曲がテレビでかかっただけで「それな!」ってなる気持ちもわかります。

――これからも、アイドルソングの魅力を世に広げていこう、と。

佐藤: 4月から続けてもう5か月近く、20曲くらいは紹介してきました。『試しにやってみようかな』と思って手探りで始めてみたのですが、まだまだ続けられそうです。とにかく、世間に見つかっていない素敵な曲を知ってほしいの一心です!