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どう見ても豊田真由子氏...!? 石原さとみ「アンサング・シンデレラ」の患者に視聴者ざわつく

   女優の石原さとみさん(33)が主演する「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)の第7回が2020年8月27日に放送された。

   同ドラマは漫画家の荒井ママレさんの「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作(医療原案は富野浩充氏)。石原さん演じる「萬津総合病院」薬剤部の薬剤師・葵みどりが日々奮戦する様子を描く。

   第7回となる27日の放送では、葵ら薬剤師には正体が伏せられた女性患者が入院してくるが、実はこの女性はパワハラ疑惑で雲隠れすべく入院してきた国会議員・古賀万奈美(渡辺真起子さん=51)だったのだ。

  • 石原さとみさん(2016年撮影)
    石原さとみさん(2016年撮影)
  • 石原さとみさん(2016年撮影)

男性秘書も額がやや...

   番組冒頭に映し出されたのは、ネット上に流出した自らの音声データに渋い表情で聞き入る古賀の姿。音声データの内容は、古賀が現在は辞めた秘書を激しく叱責していた際のもので、この流出騒動によって古賀は議員辞職の瀬戸際に立たされていたのだ。

   発覚したパワハラ疑惑から逃れるべく、やや額が広めの男性秘書(モロ師岡さん=61)に入院先を探すよう怒鳴りつけた古賀は議員事務所の外へ出るが、その際に記者団にもみくちゃにされ転倒。左手の骨にひびが入り、「雲隠れ」も兼ねて本当に入院することになってしまった。当初こそ主治医以外には正体を知られていなかった古賀だったが、葵から問診を受けている最中に男性秘書から「先生」と呼びかけられたことでその正体が明らかになってしまう。

   その後、葵は古賀の経歴を調べ、古賀が東京大学を卒業していることや、厚生労働省に入省した後に国会議員となり、医療制度の拡充のために奔走していたこと、さらには、古賀が医療分野を志向するようになったきっかけとして高校時代に病気で友人を亡くしていることを知る。

   その上で古賀に対し、「今の古賀さんの病院の使い方は間違っていると思います」と諭すと、古賀は退院を決意。さらに、「雲隠れ」とは別件で以前から胸の痛みを抱えていた古賀に対して、ぜん息薬の量が多すぎたことが原因であることを告げ、議員活動を続ける上での不安を払しょくしたのだった。

「間違いなく豊田真由子がモデルじゃん」

   これらの顛末が描かれた第7回だったが、放送を見た視聴者からは「昨日のアンサングシンデレラの議員、間違いなく豊田真由子がモデルじゃん」といった声が続々。というのも、ドラマでは、「音声データ流出でパワハラ疑惑」「女性の国会議員」「東大卒」「厚生労働省入省後に政治家になった」という、元衆議院議員の豊田真由子氏(45)を彷彿させる要素がこれでもかとちりばめられていたからだ。第7話には他にも、

「議員さんは豊田真由子さんに寄せてるよね?と思ってたら、見た目だけじゃなく厚労省出身で医療に明るい点も同じとか。あと暴言な...」

   といった声も上がっており、妙なリアリティーについつい見入ってしまった視聴者は多かったようだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)