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「私の家政夫ナギサさん」ラストは「家」「政」が取れて... タイトル演出の妙に「なんて秀逸な終わり方!!」

   2020年9月1日に最終回を迎えた女優・多部未華子さん(31)主演ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)で、ラストシーンのある演出が話題になっている。

   おじキュンドラマとして、気持ちの良いハッピーエンドを迎えた同ドラマ。28歳独身キャリアウーマン女子と、おじさん家政夫という異色の取り合わせながら、仕事に恋愛に葛藤する等身大のメイの姿は視聴者から大きな共感を得た。

  • 番組公式サイト。タイトルロゴをよく見ると…?
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タイトルバックが毎回凝ってて楽しい

   そんななか、ひそかに注目を集め続けていたのが、各話におけるタイトルバックの演出だ。タイトルバックとは、映像作品におけるオープニングやエンディングなどで、タイトルの題字やスタッフクレジットが挿入されている部分のこと。

   第2話ではナギサさん(大森南朋さん=48)を母の目から隠した引き戸に、第3話ではメイが着用しているエプロンにタイトルロゴがプリントされており、第6話に至っては左右反転して描かれているロゴの前にガラスコップを置き、水を注ぐことで文字が反転するという光の屈折用いた演出がされるこだわりがあった。

   こういった細やかな作りこみは、視聴者から「ナギサさんのタイトルバック毎回凝ってて楽しい」「タイトルバックの出し方めちゃくちゃ『凪のお暇』に似てません? スタッフさん同じなのかな?」などと好評を得ていた。

あいみょん「あっ。だから『夫』がピンクやったんですね」

   そして最終回。いつも通り仕事を終えたメイは、ナギサさんの待つ家にルンルンで帰宅。玄関でエプロン姿のナギサさんに出迎えられ、玄関の扉が閉まると、ドアに吊り下げられたホワイトボードが出現。そこには例のごとく「私の家政夫ナギサさん」と書かれているのだが、突然「家」「政」の2文字がポロッと取れて、「私の夫ナギサさん」と変化する。ここでメイが「いつもありがとう 私の夫ナギサさん」と読み上げ、幕切れとなった。

   この粋な演出に対し、視聴者からは「私の夫ナギサさん!! なんて秀逸な終わり方!!」「なんで原作とタイトル変えたんだろうと思ってたけど(※編注:原作漫画のタイトルは「家政夫のナギサさん」)、最後のシーンのためかと思ったらすごいな」「私の家政夫ナギサさんのエンドが凄くて驚きと興奮が止まらない...タイトルがまさかの伏線回収なのか...天才だな...えぇこんなテンション上がるエンド久しぶり」と反応があがり、同ドラマの主題歌「裸の心」を担当するあいみょんさん(25)もツイッターで「あっ。だから『夫』がピンクやったんですね(※編注:タイトルロゴは「私」と「夫」だけピンク色になっている)。くーー。どたばた。好きって、恋って、素敵です。はあと。」と感服。

   来週8日は「新婚おじキュン!特別編」と題したスペシャル番組の放送が決定している。