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おじさん2人のすれ違いが「そこらへんの恋愛ドラマより...」 眞島秀和主演「おじカワ」に視聴者ハラハラ

   俳優の眞島秀和さん(43)が主演を務めるドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(日本テレビ系)の第4話が、2020年9月3日深夜に放送された。今井翼さん(38)演じる「オタク友達」とのすれ違いに、視聴者からは「そこらへんの恋愛ドラマより切ない」などと話題を呼んでいる。

   本ドラマは、ウェブマンガサイト「COMICポラリス」(フレックスコミックス)で連載中の同名マンガが原作。才色兼備の「イケオジ」こと営業部課長・小路三貴(眞島さん)には、誰にも言えない秘密がある。それは、黄色い犬のキャラクター「パグ太郎」のことが大好きだということだ。秘密を抱えて生きることの葛藤を描き、なにかを推している人ならば思わず共感してしまう、ハラハラ「おじカワ」コメディだ。

  • 番組公式インスタグラムより。4話は2人のすれ違いが描かれた
    番組公式インスタグラムより。4話は2人のすれ違いが描かれた
  • 番組公式インスタグラムより。4話は2人のすれ違いが描かれた

「俺が、かわいいもの好きだとかありえないでしょ?」発言を聞かれ...

   かわいいもの好きという共通点を持つ「中目黒系男子」のケンタ(今井さん)と、すっかり打ち解けた小路。いつも「パグ太郎」グッズをもらうお礼にと、当選者だけが行ける「パグ太郎ドリームショー」へ一緒に行こうと、一度はお誘いメッセージを送ったものの、送信を取り消す。当選したら、サプライズで誘うことを思いついたようだ。

小路が好きという設定の「パグ太郎」(番組インスタより)
小路が好きという設定の「パグ太郎」(番組インスタより)

   一方、ケンタは大学の同級生らとともに食事へ。そこにはたまたま小路も居合わせ、別席だが会話は聞こえる状態。同級生から、当時ケンタが交際していた彼女が、ケンタの自作したドールハウスを見てドン引きしていたという苦い思い出を蒸し返されると、つい「あれはギャグだよ。俺が、かわいいもの好きだとかありえないでしょ? あんなのまったく興味ないし」と言い放ってしまう。

   好きなものを堂々と「好き」と言えない辛さを知っている小路は、「(分かっている。俺もあの場だったらああ言っていたと思う)」と心のなかで理解を示すが、聞かれてしまったケンタは自己嫌悪して気まずそうな表情に......。

「普通の恋愛ドラマよりダントツで切ない」

   後日、ケンタは小路に対し「仕事が忙しくなるので、しばらく会えないです」と伝えその場をあとにする。その時、小路のスマートフォンに応募していたショーの当選メールが。念願の当選にテンションが急上昇する小路だが、即座にサプライズ計画は無に帰したことに気がつき、しょぼん......とその場に立ち尽くすのだった。

   互いに思いやりを持っているからこそ、すれ違いが起きてしまった2人。視聴者からは「おじさん、あんだけ必死に応募にしてたのに... なんだこの切なさ」「わかる。 ずっと一人は平気なのに、誰かと楽しんでからの一人は辛い」「普通の恋愛ドラマよりダントツで切ないんだが」「あのとき送信取り消したりしなきゃ良かった」などと、心を痛める声が多くあがっている。

   ドラマは10日放送の次回で最終話を迎えるが、早くもロスを心配する声があがりはじめている。