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1年後、誰に「首相」でいてほしい? 現職・菅義偉氏は「4位」...トップは河野太郎氏に、J-CAST読者アンケート結果

   2020年9月16日に内閣総理大臣指名選挙を経て、菅義偉氏が第99代首相として選出され、菅内閣が発足した。

   「ポスト安倍」論に様々な動きが存在する中で、J-CASTニュースは15日から、いち早く「1年後」の首相について読者アンケートを行っている(投票にはウェブサービス「トイダス」をサイト上で使用)。

  • 1年後、あなたは誰に「首相」でいてほしい?
    1年後、あなたは誰に「首相」でいてほしい?
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「現首相」は4位に?

   就任に際して菅首相は安倍政権の継承を掲げたが、2021年10月には衆院議員の任期満了を控えており、新内閣の解散時期がどうなるかにも焦点が当てられている。

   J-CASTニュースはまず「菅氏を含めた政治家の中で、1年後首相でいてほしいと思うのは、次のうち誰か」という設問を作り、選択肢には安倍晋三前首相ら政治家20人の氏名と「この中にはいない」という項目を設けた。そして次に「安倍政権の取り組みを評価するか」という質問も用意し、それぞれ集計を行っている。

   17日14時現在で見ていくと、有効回答数1284票のうち1位が27.88%(358票)で河野太郎行政改革担当相、2位は16.51%(212票)で安倍前首相、3位は13.24%(170票)で石破茂元自民党幹事長、4位は12.77%(164票)で菅首相、5位には7.79%(100票)で「この中にはいない」が入り、6位は5.06%(65票)で立憲民主党の枝野幸男代表となった。

   2位と100票以上の差をつけ1位となった河野氏は、ネット上などで「次期首相」として名前が上がることも多い。新たな閣僚席の席次では「ナンバー2」とされる演壇右側に座ることとなったと報じられており、17日の未明に及んだ就任会見では、深夜まで長引く会見の慣例に対して「やめたらいい」と述べたことで注目を集めている。

   2位には約1年の総裁任期を残しての辞任となった安倍前首相がランクイン。続投を望む声なのか、再任による「第5次内閣」を待望しての投票か、いまだ根強い人気をみせた。そして3位には総裁選でも、菅首相と自民党の岸田文雄元政調会長に次いで3位だった石破氏だ。

   一方、そんな石破氏に約0.5%の差をつけられ、あくまで本アンケートの17日午後現在ではあるが、菅首相が4位という結果になった。自民党の歴史では、長期政権の後は「短命」となるケースが多いともされており、今後の動向に注目が集まっている。

【「1年後首相でいてほしいと思うのは、次のうち誰か」選択肢】

安倍晋三、石破茂、枝野幸男、加藤勝信、岸田文雄、小池百合子、小泉進次郎、河野太郎、志位和夫、菅義偉、立花孝志、玉木雄一郎、野田聖子、橋下徹、福島瑞穂、松井一郎、茂木敏充、山口那津男、山本太郎、吉村洋文、この中にはいない(あいうえお順、敬称略)

「安倍政権の取り組みを評価するか」

   次の「安倍政権の取り組みを評価するか」という設問では、「大いに評価する」「評価する」「どちらかといえば評価する」「どちらともいえない」〜「大いに評価しない」までの7段階で集計を行った。有効回答数1116票(17日14時現在)のうち、1位が23.3%(260票)で「大いに評価する」、2位が22.8%(255票)で「評価する」、3位が16.8%(188票)で「大いに評価しない」となった。

   「評価する」カテゴリを合計すると58.42%(652票)で、「評価しない」カテゴリを合計すると36.02%(402票)。「どちらともいえない」はもっとも得票が少ない5.56%(62票)で、安倍政権を評価する声の方が多いという結果となった。