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加藤官房長官の表情が「新井英樹に描かれてそう」→漫画家本人が実際にイラスト化

   加藤勝信官房長官は2020年10月12日、日本学術会議が推薦した法律・歴史学者6人を、菅義偉首相が任命しなかった問題について、記者会見で言及した。「構造素子」などで知られるSF作家の樋口恭介さんは、このことを報じる毎日新聞のリンクとともにこう呟いた。

「新井英樹に描かれてそうな、良い表情しとるな」

   樋口さんのツイートには、毎日新聞が掲載した加藤官房長官の写真が表示されている。この写真は竹内幹さんによって撮影されたもので、加藤官房長官は右の手のひらを扇ぐように自分に寄せながら、目を大きく見開き、熱弁している様子である。

  • 右が加藤勝信氏(2015年)
    右が加藤勝信氏(2015年)
  • 右が加藤勝信氏(2015年)

「描いてませんでしたー」

   新井英樹さんは、漫画「宮本から君へ」、「ザ・ワールド・イズ・マイン」、「キーチ!!」、「ひとのこ」など数々の話題作を生み出してきた作家として知られている。「宮本から君へ」は、連続ドラマ化や映画化などのメディアミックスも果たしている。官房長官の一瞬の表情が、新井さんの強烈な人物描写を連想させる、という趣旨のようだ。

   そんな新井さんは10月12日、ツイッターを更新。加藤官房長官の似顔絵を公開した。ツイート自体にはコメントがないが、鉛筆で描かれたような似顔絵とともに、ペンで

「描いてませんでしたー」

   と記している。絵の右下にはやや控えめに「練習~・・」と書かれている。その似顔絵の描かれたメモの背後には、模写の参考用に印刷したとみられる樋口さんのツイートがあった。

   その後さらに、この似顔絵の上にペンでコメントを追記した画像を投稿した。

「記事読む気もないけど『かかって来いよオラ~』って言ったんですか?この顔」

   このコメントは赤ペンで囲われている。ファンからは「確かにいい表情ですね!」、「新井さんありがとうございます」といったコメントが寄せられた。