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ボクシング界の大物が相次ぎ「強盗被害」 8000万円近い被害も...

   メキシコのボクシング界に強盗被害の報道が相次いでいる。ボクシングの専門メディア「Boxing Scene」が2020年10月26日(日本時間27日)、報じた。強盗の被害にあったのは、WBCのマウリシオ・スライマン会長と、メキシコの伝説的ボクサーであるフリオ・セサール・チャベス氏の子息で元WBC世界ミドル級王者チャベスJr(メキシコ)。ともに自宅を襲われたという。

   「Boxing Scene」によると、先週末にメキシコシティにあるスライマン会長の自宅に複数の男性が強盗目的で侵入した。スライマン会長と家族は外出していたため、全員無事だという。強盗による被害に関する詳細は明らかになっていないが、家財などが持ち出されたようだ。犯人グループはまだ捕まっておらず、捜査が続けられているという。

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犯人はバスルームから侵入か...

   被害にあったとみられる10月23日は、メキシコシティのTVアステカのスタジオでトリプル世界戦(WBC世界フライ級、WBA世界スーパーフライ級、WBC世界スーパーフライ級)が行われ、スライマン会長はWBCの立会人として参加していた。

   一方のチャベスJrは先週、米ロサンゼルスの自宅で強盗の被害にあったという。「Boxing Scene」によると、犯人はバスルームの窓から家に侵入し、宝石や貴重品などを奪い、被害総額は約75万ドル(約7850万円)にのぼるという。詳細情報は不明だが、家族が町を離れている間に強盗被害にあったとみられる。

   現在、地元警察が調査している模様で、これまでのところ犯人は逮捕されておらず容疑者は特定されていない。チャベスJrの夫人であるフリーダさんは最近になって2人目の子供を出産したばかりだという。また、チャベスJrは2020年9月26日にメキシコ・ティファナのリングに上がっており、負傷判定で負けている。