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「母親がいない子供は不幸」志らくの言葉に、小林麻耶が厳しく反論 視聴者「甥姪を大切に想ってるのが...」

   フリーアナウンサーの小林麻耶さんが、2020年10月29日のTBS系ワイドショー「グッとラック!」内でMCの立川志らくさんの「母親がいない子供は不幸」との持論に、目に涙を貯めながら反論する場面があった。

  • 志らくさんの発言をめぐり…(イメージ)
    志らくさんの発言をめぐり…(イメージ)
  • 志らくさんの発言をめぐり…(イメージ)

「個人的には嫌いです」

   10月29日の「グッとラック!」では、乳がんの治療を一時中断し、再発の不安と戦いつつ不妊治療に取り組むことを決めたお笑い芸人だいたひかるさんの特集を放送。VTRを観た志らくさんは「人生に正解なんかないから」としつつ、「母親がいないと、子どもにとっては不幸なことじゃないですか。(この問題について、自分の)かみさんとも話したんだけども、母親の責任を放棄していいのかって......」と持論を展開。

   志らくさんの意見に対し、小林麻耶さんは「考え方は人それぞれなので否定するつもりはないんですが」と切り出し「母親がいないと不幸だっていうふうにおっしゃったのは、私はそういう風に思いません」と真剣な表情でコメント。「母親がいない人たちだってたくさんいますし、母親に虐待を受けている人たちもいますし、母親がいない人が不幸っていうそういう言い方は、私は、私はですよ、個人的には嫌いです」ときっぱりと反論した。

   麻耶さんは続けて「私は、母親がいなくても(子どもに)不幸だと思ってほしくないし、その分周りの人が愛情を注げばいいと思うし、母だけの愛情じゃないです、この世の中」と目に涙を浮かべて語った。麻耶さんは2017年に妹の小林麻央さんを乳がんで亡くしており、甥・姪を可愛がっていることでも知られている。ネット上では、「癌で亡くなられた妹とその子どものことを思ったのかな」「妹を、母親を亡くした甥姪を大切に想ってるのが伝わる」というコメントが多く投稿された。

   麻耶さんの訴えを受け、志らくさんは「本当に周りの愛情があれば、それは不幸ではなく幸せになれる。そういった人は世の中にたくさんいる。ただ、やはり私は母親がいてくれたらいいなって、純粋に、自分の子どもがいた時にもし母親がいなくなったらば、私はいったいどうすりゃいいんだろう?という気持ちから出た言葉(中略)母親がいない=不幸という意味ではない」と釈明した。

ツイッターで追加の釈明も...

   「麻央さんが亡くなって母親がいなくなった姪甥がいる麻耶さんにとっては心に刺さったよね・・・」「その発言云々というより麻耶さんの前でそういう言葉を出しちゃうことに優しさが足りないと思う」と、考えさせられたという人が多いようだ。

   また、志らくさんは今回の件を受け、自身のツイッター(@shiraku666)で「母のいない子は永久に不幸と言ったわけではない。一般論として母がいた方がいいに決まっている。虐待云々は別の議論。ただ母がいなくても周りの人の愛によって幸せになれる。麻耶さんと私の考えは同じ。CM中にその事は互いに確認しあいました。ただ不幸だけ切り取って傷つく人はいる。それは陳謝します」とツイートしていた。しかしこの投稿は、18時現在削除されている。