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またまた「予告内容は妄想シーン」 「危険なビーナス」視聴者にモヤモヤ感

   俳優の妻夫木聡さん主演のドラマ「危険なビーナス」(TBS系)第4話が2020年11月1日、放送された。

   原作は東野圭吾さんの同名小説。ある日、主人公・手島伯朗(妻夫木さん)のもとに、異父弟・矢神明人(染谷将太さん)の妻を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子さん)が突然現れ、明人が失踪したことを聞かされる。この事件をきっかけに、伯朗は縁を切っていた矢神家と再び顔を合わせることに。そして、故人・矢神康之介(栗田芳宏さん)の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

   第4話の予告映像では、椅子に縛り付けられたまま気を失っている明人のもとへ、楓が助けに行く様子が映し出されていた。このシーンを見た視聴者からは、「ついに明人が登場するのか!」と期待の声もあがっていたのだが、実際には...。

  • 吉高由里子さん(2012年撮影)演じる「楓」は、「次回予告」映像では…
    吉高由里子さん(2012年撮影)演じる「楓」は、「次回予告」映像では…
  • 吉高由里子さん(2012年撮影)演じる「楓」は、「次回予告」映像では…

ついにキーマンの明人が登場?

   放送された第4話本編では、康之介の次女・祥子(安蘭けいさん)が失踪したことをうけ、伯朗と楓が捜索。そして、祥子の夫・隆司(田口浩正さん)が1人で入っていた不審な家へ、突入することになる。そこには、椅子に縛り付けられたまま気を失っている明人と祥子の姿が。すぐに救出を試みるも、伯朗は隆司にボーガンで撃たれ、そのまま意識を失ってしまう場面が流れた。

   しかし実は、突入から先の一連の流れは、全部伯朗の「妄想」。実際は、家で隆司が愛人とともに過ごしているだけで、明人の姿など一切登場していない。

   すると、この「妄想シーン」を予告映像で使っていたことに、ネット上では「妄想でしたパターンずるいなぁー 特に今回明人くんは話の核だから期待したぶん損した感じ...」「今週も面白かったけど、伯朗の妄想(明人見つかる)を予告に使ったのは最悪だと思う」「予告見て、もう明人くんが見つかるのかと思ってたのに妄想かぁ?」「妄想はもういいって。 明人くん見つかったと思ってたのに...」など、ガッカリする声が多くあがっている。

   同作では以前も、予告映像で伯朗がわき腹をナイフで刺されていたが、本編では「伯朗の妄想だった」というオチを使っていた。ちなみに次回の予告映像では、気絶した楓が何者かに引きずられているシーンがある。