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「危険なビーナス」新展開の余波 「突如、執事に脚光」で起きたコト

   俳優の妻夫木聡さん主演のドラマ「危険なビーナス」(TBS系)第9話が2020年12月6日、放送された。ある人物が視聴者の注目を集めている。

   原作は東野圭吾さんの同名小説。ある日、主人公・手島伯朗(妻夫木さん)のもとに、異父弟・矢神明人(染谷将太さん)の妻を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子さん)が突然現れ、明人が失踪したことを聞かされる。この事件をきっかけに、伯朗は縁を切っていた矢神家と再び顔を合わせることに。そして、故人・矢神康之介(栗田芳宏さん)の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

  • 吉高由里子さん(2012年撮影)が「謎の美女」を演じる物語もいよいよ佳境に。
    吉高由里子さん(2012年撮影)が「謎の美女」を演じる物語もいよいよ佳境に。
  • 吉高由里子さん(2012年撮影)が「謎の美女」を演じる物語もいよいよ佳境に。

「あれ? 君津が一瞬...」

   第9話では、康之介の長男・康治(栗原英雄さん)の死期がいよいよ迫り、矢神家で親族会が開かれる。遺産相続人である明人が戻ってこなければ、遺産は残る親族で均等に分配だと決まりかける中、康之介の長女・波恵(戸田恵子さん)は康之介に隠し子がいたことを告げる。それは、使用人兼執事の君津(結木滉星さん)だった。

   これにより、君津も遺産を引き継ぐ一人になると波恵は主張。他の康之介の子どもたちが反論する中、波恵は頑なに君津にも遺産を相続させると訴える。その後、不審に思った康之介の子どもたちは、君津に使用人になった経緯や出生を問いただしていた。

   これまでずっと出演し続けていた君津だが、エピソードの中でここまでスポットライトが当たることは初めて。するとネット上では、君津の容姿について「あれ? 君津が一瞬、バカリズムに見えたのは私だけ?」「カッコいいバカリズムに見えてきた」「君津くんがバカリズムに見えて仕方ない」など、お笑い芸人のバカリズムさんそっくりだといった声も出ていた。

   君津役の結木さんは、18年2月から1年間放送された特撮テレビドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)で主演級を務めてブレイク。20年11月15日のインスタグラムでは、君津を演じるにあたって長かった髪の毛を切ったと明かしている。